気がついたら ページ7
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目が覚めたのは、、、お昼過ぎだった。
龍我「A!大丈夫 !?」
「今は、何とかでも腕が動かなくて」
……痺れて、腫れている腕は思う通りに動かなく
手に届く距離のスマホも落としてしまう。
龍我「あ、取るから欲しいのあった言って?」
「うん……分かった 。」
そう言って私の手元にスマホを渡してくれた。
ちょっと焦っている、龍我を見て
少しでも紫耀先輩に似てると思って
紫耀先輩と龍我を重ねてしまう。
「あの、、龍我が助けてくれたの ?」
龍我「そう、気になって後つけてみたらAがこんな姿になってて俺守れてないよね。笑」
「ううん、助けてくれただけでも嬉しいよ」
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あれから龍我も仕事が入り……
広い、病室には私1人でする事もなく
外を見上げていた。
紫耀「Aちゃん、ごめんな。」
「っ……!!先輩……」
そこには息を切らした紫耀先輩が居た。
かっこいい髪の毛もぐちゃぐちゃになるまで
走ってきたのだろう。。
甘いバニラの匂いもしない。
紫耀「お、俺のせいよな…ほんまにごめん。」
優しく頭を撫でてくるその手が
暖かくて、どうしても目から堪えた涙が
出てきてしまう
「私こそ……悪いんです。呼び出されたと気づいていたのに教室に戻らなかったんだから」
紫耀「Aちゃん、やっぱr……」
「紫耀先輩、ここまま私と知らない人で過ごしません ??」
紫耀「それは、、、」
「その方が私もいいし先輩と私にもそれがいいはず。私なんかよりたくさん綺麗で可愛くて紫耀先輩と釣り合う子なんてたくさん居るはずですよ」
紫耀「俺は、Aちゃんがそんな事言っても嫌や、もしなんかあったら俺が守ったる。だから俺を信じてほしいねん」
紫耀先輩の目は真剣な眼差しだった。
それに、私が応えらない。。
だってたくさんのファンが居て、
好きな人だっているはず
その中の私なだなんて、滅多にないだろう……
「迷惑じゃないですか……?」
今は、手もそんなに動かせない
足も思うように動かなく完全に
車椅子ではないと動かなく。
紫耀「そんなに俺の事嫌い ?」
そんな事ない、あるわけない。
むしろ憧れる人なのに
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作者名:みんみん 。 | 作成日時:2017年7月23日 20時