きみの声… (ページ41)

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カレン「…絶対ダメだよ。ジャニーズなんか、」

Aが、いなくなった静かな病室でささやいた。

ガラガラッ

鈴木先生「カレンちゃん。久しぶり！来てくれたんだね！体調は大丈夫？」

カレン「鈴木先生！！久しぶり！この通りピンピンしてるよ！」

鈴木先生「そうか。でも、定期的に検査するんだよ！いつまた再発するかわからないんだからね。」

カレン「大丈夫だよ！私はあっちで最先端の治療ができるんだから～笑」

鈴木先生「それもそうだな笑」

カレン「ねぇ、鈴木先生。今Aが、何やってるか知ってる？」

鈴木先生「あぁ。知ってるよ、彼女が病院に救急で来た時、その時知ったんだ。会ったのも3年ぶりだったよ。」

カレン「やっぱり、A検診来てなかったんだ。まさきのことがあってから、、悔しいな。私が一緒いれば少しは変わってたかもね。」

鈴木先生「そんなことないよ。誰の責任でもない。」

カレン「先生は、いいの？Aがジャニーズグループのダンスを教えてるのは。絶対辛くなるよ。幸せになれない。」

鈴木先生「僕もあんまり好ましくないけど、本人が決めた事だから何も言えない。何よりもAちゃんのお母さんが賛成してるんだ。今は見守ることしかできない。」

カレン「そっか…。Aがダンスを教えてるジャニーズってKis-My-Ft2って言うんだっけ？？その人たちはAの耳がきこえない理由は知ってる？」

鈴木先生「両耳が聞こえなくなった理由は聞いてないよ。言う必要はないと思う。Aちゃん本人が言ってないんだから、カレンちゃんはどれくらいいるの？」

カレン「顔だけだして、戻ろうと思ったけど話を聞いてしばらくAと一緒にいようと思う。」

鈴木先生「そうしてくれると助かるよ。たまに病院にも連れてきて。」

カレン「分かった。」

Aが、戻ってきた

A「(ごめん！待った？鈴木先生！来てたんだ！2人で何の話してたの？？笑)」

カレン「ううん！何でもないよ！！」

Aは、絶対私が守る！！！