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私は休憩を終えて、レッスン場に戻っていった。
ガチャ、重い扉を開ける。
先生「A!ちょっといいかな?」
A(あぁ、やっぱり私は使い物にならないのか‥悔しいなぁ、)
涙をこらえて先生の方に歩いた。
先生「A、ごめん!!」
やっぱり‥。
先生「Aが、耳が聞こえないこと裕太にバレちゃったみたい。」
ん???
私はやめなくてもいいってこと?
よかった〜。
玉森「俺、Aちゃんにお願いしたいことがあるんだけどね」
玉森さんは申し訳なさそうに喋り始めた。
玉森「俺今からレインツリーの国っていう映画が公開されるんだけど、その相手の女の子が耳が不自由な子なんだ‥。それで、俺耳が不自由な人の気持ちがわからないからAちゃんに教えてほしい!」
そうなんだ‥。とても嬉しいと思った。こんな私に出来ること、私だから出来ることだから、
A「(もちろん!!!)」
笑顔で答えた。
玉森「よかった〜。ありがとうございます!」
その日から私と玉森さんは毎日ではないもののレッスン場に来て手話を教えたり、話をしたりした。
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とも(プロフ) - 楽しみに待ってます! (2018年4月11日 19時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ともさん» わかりました笑笑 (2018年4月11日 19時) (レス) id: 04331ce0ea (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - やっぱり難聴でにかちゃん家族をメンバーが支える話で子供は二歳くらいの設定でお願いします! (2018年4月11日 19時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ともさん» おっけ〜です!! (2018年4月11日 18時) (レス) id: 04331ce0ea (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 設定追加でニカちゃんに妻子持ちで病気変えてもいいですか? (2018年4月10日 23時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2018年1月7日 0時