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ー北山sideー
倒れ込んだ彼女を俺はただ見つめていた。あんなにも人が狂ってるといっていいのか、恐怖さえ覚えた。あんなにも美しい顔がもの凄い勢いで別人に変わった。
俺はとんでもないことをした_
もも子「A!!早く救急車よんで!!!はやく!!!宏光!!!!」
俺はその呼びかけに応えられなかった。そこに玉が勢いよく入ってきたんだ…
玉森「ミツ何やってんだよ!!Aちゃん!?大丈夫!!?」
玉が救急車を呼んで、3人で病院に行った。
Aちゃんの親の連絡先は知らなかったが、着いた病院がAちゃんがいつも通っている病院だった。
俺たちは一言も会話をすることなくAちゃんが眠っている病室に入った。
綺麗な顔で寝てる、、
玉が重い口を開いて声を出し俺に向けて言った。
玉森「Aちゃん、、耳が聞こえないんだ。」
北山「えっ、。嘘だろ…ダンスのコーチやってもらってるんだぜ?なにしろ、上手かったじゃねぇか」
もも子「私が耳が聞こえないことは隠そうって言ったの!その方があんた達に迷惑かけないと思ったから、、でも、、、それがこの結果!ごめんね、A…本当にごめんなさい、」
玉森「ダンスが上手いのは努力してたからだよ、振りをノートに書いたり歌を何度も読み返して覚えて努力して掴んだものだったんだ、俺たちのために」
北山「でも!玉は喋ってたじゃねぇか!!」
玉森「あれは、、レインツリーの国でAちゃんみたいな子と恋に落ちる役だから何か学べるんじゃないかと思って、手話を教えてもらってた。ほとんど会話はノートか携帯でやってんたんだよ…」
俺はやった気づいた。彼女は俺を無視してたんじゃない、、わからなかったんだ
俺、喋れないの?って最低だ。
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とも(プロフ) - 楽しみに待ってます! (2018年4月11日 19時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ともさん» わかりました笑笑 (2018年4月11日 19時) (レス) id: 04331ce0ea (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - やっぱり難聴でにかちゃん家族をメンバーが支える話で子供は二歳くらいの設定でお願いします! (2018年4月11日 19時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ともさん» おっけ〜です!! (2018年4月11日 18時) (レス) id: 04331ce0ea (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 設定追加でニカちゃんに妻子持ちで病気変えてもいいですか? (2018年4月10日 23時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2018年1月7日 0時