転生した世界がファンタジー？それでも俺は生きていく【男主】

序列13位の魔術 ページ45

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「少し場所を移しましょう。」

ソフィアはそう言うと指をﾊﾟﾁﾝｯと鳴らした

すると、場所が変わった

俺の幻覚か？浮いてる、海の上に...

「何をしたんですか？」

「魔力を使って移動しました。最も,正確には私の作った仮想空間にですがね、」

「つまり、【空間転移】ですか？」

「はい、その通り、私は【空間】を操る魔術を扱えます。私のこの魔術は、空間を作りその中を操る魔術です。ですが、制限もあります。空間は3つまでですし、この空間ではここでの時間や風景や起こる出来事は全て元の世界には反映されません。例えば、殺傷の類いなどは元の世界に反映されません、後は自分より上の魔力を持っている人に関しては、空間転移させることがきません。設定によって魔力の使用量が違います。そして、なにより、時間の設定を指定していなければ、同じ時間だけ、現実世界に反映されます。」

「...つまり何をやってもいいが、戻るとこの空間に来る前の状態にリセットされる、それと自分の魔力以上の者は転移できない、そういう事ですね？」

「そうなります。ですが、私達の勝負は反映されますのでご安心下さい。外傷はなくなっても、記憶や内傷は残ります。ですが、この空間で死に、取り残された場合や、生きてても取り残された場合でも事実上の死ってことになりますがね...」

怖っ！チート過ぎる！取り残されたくねぇ！

「つまり、この空間で死を迎えなくても、取り残された場合、死んだも同然と..」

「はい(ﾆｺｯ」

いや、怖ぇよ！
普通にやっても強いのに、空間に取り残されても死ぬとか、チートじゃねぇか！
でも、この人は序列13位だ
それを考えると
黄道十二王はそれ以上にチート並に強いって事じゃん！てか、存在自体チートじゃん！

「ですが、ご安心下さい、アナタを閉じ込めて取り残そうとは微塵も思っておりません故、」

それを言ったってことは微塵は考えてたんだよね！
負けても閉じ込めれば良いやーアハッ♪

っとか！考えてたんだろ？そんなんだろ？

「いえ、訂正しましょう。少し考えてましたが、その気はないので。」

認めたぞ？今、完全に認めたぞ！コイツ！
この見た目とか喋り方の割にはエグいぞコイツ！

「分かりました。では、始めましょう。この世で少々物騒なチェスを、ね...。」


これに2回勝てば国取りは俺の勝ち

負ければ


コイツの言いなりに...



ヤベッ！ぜってぇ勝たねぇと！


To be continued.

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