決意 ページ41
その後は普通に過ごした
母さんの作ったクッキーを食べたり、
エイラに「魔術教えて!」っとか「抱っこして」とか頼まれたり、
父さんと剣術の特訓をしたり、
サーシャさんと話たりと
俺はこんな普通な日常が大好きだ、
ただ、ほのぼのと家族で過ごす。
こんな生活をずっと続けたい。それが今1番の願いだ。
まぁ、兄貴が居ないのは少し寂しいな..
──────
こんな俺の願いは叶わず、時は過ぎ去っていった
[出発前日]
俺は出発の荷物を点検していた
(いや、だって大変そうじゃん)
「ロウソク、魔法術式セット、非常食、強走グ○ート?、グランデール←、貴金属、テント、クッション、爆薬←何に使うんだ?──。」
よし!こんなもんか、
コンコンッ
ん?誰だ?
「どうぞ〜」
もしかしてアナタの為の一夜で〜すキラッってか?
...あれ?入ってこない
ガチャ
「!?エイラ、どうした?」
エイラの視線まで腰を落とすと
「お兄ちゃん行っちゃうの?」
と、今にも泣きそうな声で言った
「ゴメンな、エイラ、兄ちゃん行かなきゃいけないんだ。とても大事な用で...」
エイラの頭を撫でてやると
「ぅん...」
っと言い涙を目に浮かべ頷いた
「...エイラ、兄ちゃんもエイラと一緒に居たい、だけどな?やらなきゃいけないんだ、だから..」
「待っていてくれ、」
この言葉を言ったらエイラは待ってしまう
俺や父さんに似て頑固な所がある、
だから、火事になったとしても説得されない限り出ようとしないだろう、
だから俺はこの言葉を残す
兄ハディが使えなかった言葉を
「許せエイラ..コツッ」
「..」
「また今度だニコッ」
すると、エイラは泣いた、ひたすら泣いた
別に最後のコツッが痛かった訳じゃない
とは、言いきれないが、そんな雰囲気ではないだろうな
俺はエイラを抱き寄せ頭を撫でてやった
エイラが泣き止むまで...
─────
泣き疲れたエイラは寝てしまった
俺はエイラを抱っこしてエイラの寝室へ行って
エイラをベットに寝かせた
顔にかかった髪を払ってやると
「うぅん..お兄ちゃん」
っと寝返りを打つ (起きてんじゃね?)
夢で兄ちゃんを呼んでる、お兄ちゃんちょっと嬉しい。
あ、いやでもハディの方かも...悔しくなってきた。
イスファールや隣国にはエイラの様な子供達が大勢居るのだと考えると、
戦いに巻き込まれるのは可哀想に思う..
よし!決めた!
戦わないで勝とう!
To be continued.
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ノウス(プロフ) - ユキさん» はい、和訳で最後の幻想のシリーズ7で現在、某乱闘ゲームに参戦している、あの人です (2019年6月2日 0時) (レス) id: c8a86c6666 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 興味ないねって、まさか (2019年6月1日 23時) (レス) id: 581099bb6b (このIDを非表示/違反報告)
ノウス(プロフ) - フユミンさん» 返信遅れて、すいません作者です!句読点は修正させていただきます!参考にいたします!言い訳と言っては何ですが、最新の更新を見てやって下さい! (2019年5月6日 19時) (レス) id: c8a86c6666 (このIDを非表示/違反報告)
フユミン(プロフ) - 少し読みにくいです。もっと「、」や「。」と言った句読点を、入れた方が読みやすくなると思います。内容や進行のさせ方等は、とても良いと思います。上から目線で申し訳ないのですが、何とぞご検討下さい。 (2018年8月23日 12時) (レス) id: 8ff9e84462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノウス | 作成日時:2016年8月14日 15時