夜兎の親戚は万事屋で楽しく生活送ってます。

第４話『死ぬか生きるか何方にせよ死ぬ』 ページ7

氷天は洞窟の外にたどり着いた。たどり着いた筈だった……が洞窟の先にあったのは滝






外に出る術は無かった
捕まると一生出られないとはこの事





縦百メートル程の高さ
普通の人間が飛んだら死ぬだろう





だが、この二人は夜氷族


そう簡単には死なない





『う……ッ』




『あ、起きた？』




『……何処だよ此処ォォォ!!』



『何処って……滝？』



『そんなん分かっとるわァァァァ!!』





起きて早々大声を出す氷河。
それを迷惑そうに耳を塞ぐ氷空。




『は？此処洞窟の先？』




後ろを振り返り驚いた表情をする




『そうだよ。だから決めた。
此処から飛ぶ!!』






『何自信満々言ってんだよォォォ!!俺ら死ぬよ？死んじゃうよ？いいの？言い訳ねェだろがァァァァ!!』




自信満々の顔で言い切る氷天に思わず突っ込む氷河






一見クールそうだが、中身はツッコミ。
それが氷河。



一見天然っぽい雰囲気がただよっているが
中身はぶっ飛んでいる。それが氷天。









プロローグのシリアス具合は何処に行ったのか…
この漫画を忘れては行けない





ツッコミとボケで成り立つ世界

それが銀魂だ。






『まぁまぁ落ち着いてさ〜
いいから飛ぶよ!!』




『は？マジで言ってんのかよ！死ぬ!!』





『アンタは一回死んだ方がいい。イケメン乙女が』





『誰が乙女だァァァ!!俺は男だッうのォ!!!』









これが滝へと飛び降りた二人の最後の会話だった……










































『勝手に殺すなよ!!俺死んでねェから！』






『因みに私も死んでないよ。てか作者勝手に殺すな。この物語終わっちゃうじゃんか』







『お前、小説作る度に口悪なってるぞ』





『アンタもな』






『まぁ俺達死んだとしても作者がどうにかしてくれるだろ。』




『そだね〜


それじゃあ頑張って〜』

第５話『化け物は水から出てくる』→←第３話『肉弾戦と剣術は最高説』

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