第３話『肉弾戦と剣術は最高説』 ページ6
少年こと氷河は剣術を得意とし、
少女こと氷天は主に肉弾戦を得意としている。
そんな二人がどれぐらい強いのかと言うと……
「な、何だよコイツら……ば、バカ強ェェェ!!」
氷河は得意の二刀流で敵を斬り倒し、
氷天は氷で人を凍らせながら華麗な動きで敵を蹴散らしている
『バーカ！これ位でへばってる様なら俺達には勝てないぜ！』
ハハハハッと大きな笑い声をあげながらも、一番デカイ敵を素早い動作で切りつける……が空振りに終わってしまう。
怪物はそのまま宙で一回転。
そして、獣はデカイ手で怯んだ氷河を鷲掴みにし、乱暴に投げ飛ばす
『氷河ァァァ!!』
ドンッと言う大きな音がして、砂ぼこりを浴びる。
すると、頭からは血を流し、痛々しい傷ができた氷河が砂ぼこりから顔を出した。
どうやら気絶したらしい。
氷天はキッと鋭い目付きで怪物を睨み付ける。
怪物はウォォォォと雄叫びをあげると、それを戦闘の合図と言うようにして、真っ正面から飛びかかってくる。
『へぇ〜面白そう。久々に腕がなりそうな敵』
氷天はニヤリ不気味に笑うと、飛び掛かって来る怪物の後ろへ素早く周り込む。
そして背中に回し蹴りを一発食らわす。
「ウォォォォォ!!」
余程効いたのか、乱暴に暴れている。
そんな怪物を黙って見つめていた氷天は面白くなさそうに痛がっている怪物へと手を翳す
すると、段々と空気が冷めて行き怪物の体が凍りついていく。
「アイツ……何でも凍らせれるのかよ」
チートかよ！そんな声が所々から聞こえてくる
片手で痛々しい傷がついている氷河を抱えて歩きだす。
自然と敵は少女達を避けるように道を開ける
『私達の邪魔するならアンタ達も氷付けにするそれが嫌なら邪魔しないで』
洞窟全体に響き渡る声でそう伝えると、敵達は追って来なかった。
いや、追えなかったのだ。
何故なら“ボス”から命令が下されていたから
その内容は………
今は泳がせておけとの事
その命令に化け物達は手を出せなかった
第４話『死ぬか生きるか何方にせよ死ぬ』→←第２話『双子の喧嘩事情』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花音(プロフ) - 沖田さん» コメントありがとうございます！分かりました！どんどん銀さん出していきたいと思います！これからもよろしくお願いします。。 (2020年3月12日 15時) (
レス) id: 224c0f2199 (このIDを非表示/違反報告)
沖田 - めちゃくちゃ面白いです！銀さんもっと出して欲しいです！これからも頑張ってください。応援してます！ (2020年3月12日 14時) (レス) id: e8d338595a (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - シリアスクラッシャー戒さん» ありがとうございます！直しときますね！ (2020年3月8日 11時) (レス) id: 224c0f2199 (このIDを非表示/違反報告)
シリアスクラッシャー戒(プロフ) - 花音さん» えと、設定の「かたり」→「かなり」と四話の「一緒出られない」→「一生出られない」、〜しなきゃ「行けない」、「読んでくれた」→「呼んでくれた。」のところです！ (2020年3月8日 10時) (レス) id: dea2534335 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - シリアスクラッシャー戒さん» アドレスありがとうございます！誤字があったんですか!?気づきませんでした！教えて貰えると助かります。句読点ですか……分かりました！すぐに取り入れてみますね！ (2020年3月8日 9時) (レス) id: 224c0f2199 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
