夜兎の親戚は万事屋で楽しく生活送ってます。

第１０話『爆発、爆発、ドッカーン』 ページ13

「ここであってんだよな」




「うん」




『広すぎでしょ』




「大使館……此処犬威星の大使館ですよ」


届け物のメモに書かれている場所によると、同やら此処らしい




「犬威族って言ったら地球に最初にきた天人ですよね」


「ああ、江戸城に大砲ぶち込んで無理矢理開国しちまったおっかねーやつらだよ
嫌な所来ちゃったなオイ」







「オイ」


氷天達は後ろから声を掛けられて後ろを振り返る




「こんな所で何やってんだてめーら
喰われてーのか。ああ？」







明らかに怖そうな犬の天人



『何食ってくれるの？一口でお願いしてもいいかな？』




氷天はキラキラして目で犬に訪ねる……が
新八に止められて終わる




「ちょっ、アンタ何やってるんだよ!!
す、すみません！違うんです僕ら届け物頼まれただけで……」





『ちぇっ』





「オラ、神楽早く渡……」




「チッチッチッおいでワンちゃん酢昆布上げるヨ」




スパンと音を立てて神楽の頭を叩く銀時







「届け物が来るなんて聞いてねーな
最近はただでさえ爆弾テロ警戒して、厳戒体制なんだ。帰れ」





「ドックフードかもしんねーぞもらっとけって」






銀時が犬に届け物を渡すが何かに気づいたかのように声を上げる氷天





『ちょっと！銀ちゃんそれやっぱり爆だ……』



「あ」




時はもう遅くドカンッと言う爆音を立てて大使館は爆発した。





「なんかよくわかんねーけどするべきことは分かるよ」







「逃げろォォ!!」

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