137(前半 志麻side) ページ39
志麻side
「えっえっ?!」
うずくまるAを抱きかかえてもう1度自分の家に入った。
ちゃんと玄関の鍵もしめて、ソファーに座らせた。
状況が理解できていないAは戸惑っているようで、そんなAからコートを脱がしハンガーにかける。
「し、志麻さん…?」
志麻「ん?」
「これは一体…」
志麻「責任とってって言ってたやろ?」
確かに言いましたけど…とまだ理解していないようで。
鈍感やなぁ…なんて。この調子やとAに好意を寄せてるやつらが気の毒だ。
志麻「泊まっていき。」
「へ…と、泊ま…泊まる?!いやいやいや!大丈夫です!」
志麻「そんな状態で1人にできひんわw なぁ、甘えて?」
な?と安心させるようにそっと微笑む。
「…お世話になります。」
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Aside
「お風呂ありがとうございました…」
そーっと、お風呂から帰ってきてリビングに戻る。
志麻「あれ?早かったな?」
「…1人が怖くてw」
情けないなぁと自虐的に笑った。
私がお化けに怖がってもただただウザいだけよなぁ。可愛くもなんともないしw
志麻「そっかw」
「あの。そっかって言いながら脚を見ないでほしいんですけどね。できるなら目を合わせてほしいんですけどね。」
志麻「いやぁ。きれーやなぁ、相変わらず。」
この前に志麻さんの前で短パン履かないって決めていたのですが、やっぱりお泊りするということで服を借りることになりまして。
ほら、あるじゃん。パーカーとズボン借りるけど、大きいから…パーカーだけ!みたいな。それで、相手が
「えっ//// なんでズボンはいてないの?!」
「だっ、だって…大きかったし…///」
「…/// 俺だって男なんだから警戒心を…」
「えっ…!〇〇さん…っ///」
みたいなさ、なんちゃらかんちゃら…。
んな、甘々いらんねん!!!!
スラッシュ大量生産反対!!!!
潰していくぞぉぉぉ!!!
って、いう感じでズボンがどれだけブカブカだろうが履く気満々だったんです。えぇ。
「それがまさかの…最初からズボンが用意されていない…」
志麻「Aなら履いてくると想定しての判断やでw」
「さすがとしか言えませんねw」
とりあえず隙を見て私の脚を撮ったデーターを削除してやる。
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早乙女 - 続きが気になります。 ?「あれ?」って誰だ!? (2020年3月4日 15時) (レス) id: 355d35659e (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - めっちゃ面白いです!めっちゃ続きが気になります!あと、推しがめちゃくちゃ気になります! (2019年6月29日 20時) (レス) id: c7e1e1edf0 (このIDを非表示/違反報告)
三國おと♪(センラー) - 文才なんか私はお亡くなりになったまま天にいるからだいじょうV!頑張ってください! (2018年11月22日 14時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
メア - めちゃめちゃ面白いです!!ここが面白い!とか言いたいんですけど、文がとんでもなく長くなるのでやめときます笑更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2018年7月21日 22時) (レス) id: 353a4c5d67 (このIDを非表示/違反報告)
山田(プロフ) - みっちゃんさん» イラストとかあげてるはずです! (2018年4月22日 22時) (レス) id: b5ab7847d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田 | 作成日時:2018年2月16日 1時