【歌い手】例の歌い手…実は。2

87 ページ38

セン「何時出る？」



「んー。…そろそろ出ようかなって思ってます。」



ビデオは永遠保存だぜ！



レアだぜ！



レアもんGETだぜ！



セン「まぁ、このままリビングでゆっくりしていきー。」



「ういっすー。」



飲み物入れてくるわ。



とセンラさんが立ち上がった。



よし、センラさんの体は回復してきてるぞ。



看病マスターAに任せなさい！



一応、浦島坂田の方に報告は欠かさずやっていた。



セン「あれ？掃除してくれた？ありがとう。」



「お？よく気づきましたね…」



そういう些細なことに気づく男性って魅力的よね。



そして、その行動にお礼を言ってくれる男性って魅力的よね。



なんか、そうするのが当たり前って男性いるじゃないですか。



ち く し ょ う …！！！！！


センラさんは、そりゃあ分かるよー。



と言いながらコーヒーを持ってきてくれた。



「blackですか？」



セン「無駄に発音いいなぁ？！…いやミルク入れといたけど…」



「砂糖は？」


セン「いや、入れてない。甘党すぎるやろw」



「外道だ！！！入れてこい！」



セン「…もうお前には入れない。」



「すみません。大丈夫です。調子乗りました…本当はミルクで十分なんです。」



マジトーンこわいぞい。



センラさんは私の前にコーヒーを置くと



隣に座った。



「いただきますー」



自分が入れるコーヒーよりも美味しい。



私の場合目分量だから失敗して苦くなることが多いんだよね…



セン「んー。不安だからそんなにテンション高いんやろ…？」



「…なるほど。」



そうかもしれない。



妙にテンションが高くなってしまう。



センラさんは鋭いなぁ。



セン「丸ちゃん、自主的に配信見てたんやろ？嫌いで憎かったら声も聞きたくなくて、まず配信見ようとしないで。」



「たしかにそうですね。」



コーヒーを少しずつ飲んでいく。



センラさんもそれに続いてコーヒを飲んだ。




セン「…来てくれるよ。ちゃんと自分の気持ち伝えてき。」



「そうですね。ありがとうございます。頑張れる気がしますw」

88→←86

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す