#ネオン街の少女 ページ7
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私は今日も歌舞伎町に来ていた。
昨日あのドＳな男に脅しをかけられたけど、そんなの関係ない。
私には、ここしか居場所がないんだから。
ここにもう来るな…なんて言っていた総悟は、
私にどうやって生きていけと言うのだろう。
ここに来ることを禁じるなんてこと、私に希望を捨てろと言っているようなものだ。
―――歌舞伎町はすごくきれいだった。
行きかう人々は綺麗で、はつらつとしていて、輝いている。
確かに私はみんなが認めるほど可愛いけども。
輝いてなんかは、いない。
みんな、幸せそうな顔をしている。
私もここに来れば、いつか幸せになれると
きっと叶いもしない願いを永遠を祈っているんだ。
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――ここに来ることを総悟に禁止される筋合いなんてない。
キラキラと行きかう人々を眺めていると、突然肩をポンっとたたかれ。
まさか総悟！？なんて期待をこめて振り返ってみると後悔。
誰このチャラ男。
と思っていると、案の定ナンパ。
言い争っていると、神様のいたずらか何かか。
現れた救世主。
総悟がまた、助けてくれた。
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「オーイ、大丈夫でちゅかーAちゃーん」
「い、いま！！！」
「な、なんでィ」
「名前呼んでくれた！！」
「だからなんだってんでィ」
数々の暴言を吐かれたかと思ったら、突然呼ばれた名前。
総悟は意味不明という顔で私を見ているが、私にとってこれは事件だ。
「だって嬉しいんだもん！ねえもう一回呼んでよ！」
「やなこった、もう一生呼んでやんねェ」
総悟は私をみてにやりと笑う。
…なんか楽しんでない？
こいつのＳスイッチ、押しちゃった？
…こんなドＳに負けるもんか！
「ほーら呼んでほしいなら「名前呼んでくださいご主人様」とでも言って俺に服従しろィ」
「い、いやだ！このドＳ男め！！」
「なーんでィ。つまんねーの」
総悟は楽しんでいるかのように笑っている。
…かと思うと、表情を変えた。
鋭く、私を射抜くあの瞳。
あの、真剣な眼差しを。
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みゆう - 最高! (2016年1月31日 19時) (
レス) id: 7a2227ce29 (このIDを非表示/違反報告)
ハナヤ(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2015年10月12日 20時) (レス) id: 450f3666e5 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 沖田さんがかっこいいです。私11歳なのに小説好きになりました。 (2015年10月11日 9時) (レス) id: a2dbaa1432 (このIDを非表示/違反報告)
ハナヤ(プロフ) - ニーナさん» すごく嬉しいです(/ω＼)これからも頑張りますね*\(^o^)/* (2015年9月28日 13時) (レス) id: 450f3666e5 (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ - 超超超〜おもしろいです！更新が待ち遠しいですっ (2015年9月28日 10時) (レス) id: b235c04110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハナヤ x他1人 | 作成日時：2015年9月27日 1時
