続き ページ22
『パパっと出来たら罰にしないでしょ！』
マ「それ以前にアンタ馬鹿？学園長命令よ？最悪の場合、退学とかどうして考えなかったのよ！」
？「罰で窓拭き100枚って・・・・・・一体君たちは何をやったんだ？」
マ「今朝の話なのだけどね。……」
そう言ってマリィは少年に説明を始めた。
？「グレート・セブンの石像に傷を付けたのか！？それは怒られるに決まっているのだろう。」
？「せっかく名門校に入学できたって言うのに初日から何をしているんだか・・・・・・」
エ「・・・・るせーなぁ。つーかお前、誰？」
マ「それ、ずっと気になっとんたんやけど…」
？「僕はデュース。デュース・スペード。クラスメイトの顔ぐらい覚えたらどうだ？」
デ「えーっと…」
エ「お前も覚えてねーじゃん。」
マ「マジレスやめろよ！可哀想だろ！あ、私はマリィ。マリィ・ハーツクイーン。よろしくね。スペードくん。」
デ「とっ、とにかく！学園長からの命令なら、真面目に取り組むことだ。」
エ「はいはい。わかりましたよ〜っと・・・・・・。んじゃ、パパっと始めますか。」
マ「…ねぇ、グリムは？」
『えっ？そう言えばグリムが静かだ。』
エ「あっ！毛玉がいない！」
エ「あんにゃろ〜オレを身代わりにしたな！？」
エ「おい！えーっと、ジュース？」
ジュ！「なっ、ジュースじゃない。デュースだ！でゅっ！」
マリィの心の中(かわいすぎへん？)
Aの心の中(可愛い！！この子、ぜーったい、UKEダ☆)
エ「お前にも責任あんだからあの毛玉捕まえるの手伝えよ！」
デ「何で僕が！？」
マ「そうよ。スペードくんはやる必要ないわ！私もよ。A、貴方は確かあのグリムとニコイチのね。だったら早く行かないとね！エース、あんたは他人に業務を押し付けた挙句それはないわよ！Aにハートのエース貸してあげるから、使ってよ！ハートのエースよかのものを閉じ込める、鳥籠となれって言えばいいよ。それには私の異能によってひとつひとつ人格を持っているの。きっとAの呼び声にも応じてくれるわ。」
エ「分かったよ！オレと冴えないソイツで行くぞ！」
マリィside
2人が行ったあと
マ「スペードくん、否、デュースくん。出会ったばかりで悪いのだけど…コレを貰ってくれないかな？」
そう言って私は、・・・・・・の形見である。ペンダントとトランプをデュースに渡した。
デ「いいのか？」
マ「いいよ。君と彼、私の幼なじみがよく似てるからきっと君を…」
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作者名：マリィ | 作成日時：2021年8月21日 14時
