【ハイキュー】皇帝と呼ばれた少年 third step 【男主】

８８歩めっ！ ページ9

あー…なんでグッチーにかける言葉を考えてなかったんだろう。
やっぱり、大地さんはスゲー。
まぁ、いいかと考えながらポジションに戻る。
俺に出来る事をすればいいや。

大地さんが上げたボールから影山がトスを繰り出す
ふわりと上がったボールを見て、俺は一歩、また一歩と踏みだし、３枚の壁をぶち抜く

A「よし！！」

そっから、点差は二点差のまま、２３対２１。

影山「ん"！！」

影山はファーストタッチ、トスを上げられない…前衛の俺が上げてもいいけど攻撃の数が少なくなる…
ここは、俺が打つ！
夕がボールを上げる

西谷「A！ラスト！！」
A「任せろ！！」

俺は高い打点でボールを打ったが、ブロックに捕まった
さっき、大地さんが言ってたな「目の前の球、全部」と…
このボールも全部のうちだ！！
俺は足で、ボールに触り、少しだけ上げると…ひー君が滑り込んできた

日向「ぶしー！！」

ボールは相手コートに落ちる

A「ひー君！！ナイスっありがとう！！」
日向「うへへ…」

しかし、無情にも相手のスパイクが決まり、相手がセットポイントに…
心臓の音が耳まで届く。凄いバクバクしていて、呼吸すら忘れそうだ。

西谷「野郎どもビビるなー！！」

後ろから夕の叫び声が響いた

西谷「前のめりで行くぜ」
A「…！おうよ！！」

俺はほっぺをひっぱたいて、相手を睨む。
さぁ、これからだ！！まだ試合は終わってねーぞ！！

相手のサーブ、夕が綺麗にボールを上げて、影山がアズさんにトスをあげた
綺麗に上がったボールをアズさんが決める

縁下「ナイスキー！！あと１点！！」

ここで俺のサーブですか…
まぁ、あんまし関係ないけど…俺は、俺の最善を尽くすだけだ

俺は、ボールをふわっと上げて、サーブを放つ。
しかし、俺のサーブはリベロのところへ。
速攻がくる！！生憎、速攻に対応できる程の時間はない…ならば触れっ！！

俺の肩にボールが当たり、一応上がる

A「いっ…てぇ！！」

すると、影山がネット近くでボールに触れた
ワンハンドトス！
すると、上がったトスをひー君が決めた

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