【ハイキュー】皇帝と呼ばれた少年 third step 【男主】

115歩めっ！ ページ43

バスに乗って帰ってきたのは、夜も更けていた

武田「明日は、体育館の点検なので部活はお休みです。インターハイが終わってから初めてのお休み、キチンと休んで下さい！」

A「兄貴、いつ頃行けそう？」
泉樹「いつでも行けるぞ、てか、月島明光君？がいるのは、仙台のクラブチームなんだと。」

明光さん、まだバレーやっていたんだ…！！

A「そっか…」
泉樹「おう、兄ちゃん連れてってあげるぞ！」
A「ありがとう、兄貴。」

谷地「せっ、しぇんぱーいっ！！」

後ろから、グイッと服を引かれる。

A「ひっ…ひとっち！？どうしたの！？」
谷地「たっ田中先輩には、言ったんですけど…！！ひっ、日向と影山が喧嘩してて…！！」
A「！、兄貴、ちょっと待ってて！止めてくるっ！！」

俺はダッシュで、体育館に向かい、ドアを開ける
すると、中では龍がひー君とトビを殴っていた
…どちらかと言うとパンチに近い


A「だっ、大丈夫か！？お前らっ！？」

俺はアワアワと手を動かして、はっと気づいた
バックの中に、絆創膏が入っていたんだ！

A「ひー君、トビ！顔っ！！」
日向「せっ、先輩！？」
影山「…」

俺は2人の擦り傷の所に、絆創膏を貼る
とにかく他に外傷はなさそうだ。

…ちょっと安心した。

A「…とにかく時間も時間だから、ここで終わりにしなよ。」
日向「はい…」
影山「うっす…」

２人は目を合わせずに返事をする
…２人とも大丈夫かな…

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