検索窓
今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:19,286 hit

兵庫水軍と再会 5 ページ20

学園への帰路につく……前に、舟に残っている人たちに挨拶をしに向かうAたち。

ちょうど昼食が届けられたところらしく、話を聞いていたのかこちらの姿を確認すると舟から身を乗り出して大きく手を振っていた。




『お久しぶりで〜す!』

蜉蝣「おぉ!本当に来てたんだなぁ、舟に乗るか?」

『いや、もう帰らないといけなくて……また今度、お願いします』

鬼蜘蛛丸「じゃあ、途中まで見送りますよ。」

間切「あっ、俺も!」




爽やかな笑顔で舟を降りようとする鬼蜘蛛丸と間切を、Aやは組の3人、さらに周りにいる海賊たちが全力で制止する。

……が、「いやいや!休日に来ていただいたのにお構いもできませんでしたから、せめて見送りは!」と砂浜に降り立ってしまった。

笑顔が一転、みるみるうちに真っ青な顔になり「うっ……」と2人揃って口元を覆った。




『だから止めたのに……、本当に筋金入りなんですから』

鬼蜘蛛丸「ど、どうもありがとう……ううっ」

間切「見送りはここまでにしておきます……」

き「舟から降りただけで一歩も進んでないですけどね」




陸酔いの二人が抱えられながら舟に戻っていくのを見届け、Aたちも学園への帰路につくことになった。




し「急いで帰らなきゃ!」

『宿題のためにもね』

乱「しんベヱが食べ物に気を取られず、まっすぐ帰れるとは思えないけど……」

き「確かに、いい匂いにつられてあちこち寄り道する羽目になりそう」




予想通り、道中で食べ物の誘惑に負けながらも学園へ辿り着いた。

は組の3人は「宿題〜!」と長屋へ一目散に走っていき、Aは学園長へ第三協栄丸からの返事を届けに行った。

思っていたより早く戻って来られた、あとはゆっくり過ごそうと伸びをしながら長屋の自室へ向かった。




『……あ』




途中、ふと今朝の会話を思い出した。




『あぁ〜……お土産のこと、すっかり忘れてたぁぁ』

奥様 1→←兵庫水軍と再会 4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
178人がお気に入り
設定タグ:忍たま , RKRN
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まーぶりん(プロフ) - この作品とても面白くて、何回も読ませていただいています!続き楽しみにしています!更新頑張って下さい✨ (2021年11月21日 15時) (レス) @page15 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
obipurei(プロフ) - こまごまと。さん» 楽しみにしてます!頑張ってください! (2020年2月26日 17時) (レス) id: 186218a2f3 (このIDを非表示/違反報告)
こまごまと。(プロフ) - obipureiさん» コメントありがとうございます。何度も書き直しをしているので更新はもう少し時間がかかりそうです。次の話も見てもらえると幸いです! (2020年2月26日 7時) (レス) id: 63804f2e9e (このIDを非表示/違反報告)
obipurei(プロフ) - おもしろいです!もう更新はされないのですか? (2020年2月24日 23時) (レス) id: 186218a2f3 (このIDを非表示/違反報告)
空桜(プロフ) - 続き楽しみです(*´-`) (2020年2月9日 3時) (レス) id: e5333279ca (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こまごまと。 | 作成日時:2019年10月14日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。