妖怪ウォッチ使い、「『妖』魔界」ならぬ『魔界』にいざ魔入る！Part5

第116話　イエス！マイロード！！ ページ11

Aside


気付いたらあの兄弟が超静かになってた。心オバア、すごい…！

心「A、そろそろオジイが帰ってくる頃だと思うからオバアはもう行くね」

『うん！さっきはありがとう！すごく助かったよ！』

心「力になれて良かったわ。収穫祭、頑張るのよ。オバアはいつも応援してるからね」

『ありがとう！頑張るね！』

心オバアと話してたら、こっちも落ち着いてきた気がする…。

フユ「何だか凄かったな…」

ウィ「気を取り直しまして…他のブロックも見にいきましょう！」

ーーー
ーー
ー

各ブロックを見て回った結果…

第1ブロック
アズ君とサブノック君発見。しかもドロドロ兄弟と収穫量の勝負中。
心オバアと話して落ち着いたと思ったんだけどなぁ…。

第2ブロック
ケロリちゃんとカムイ君を発見。今のところ、その他に動きは無し。

第3ブロック
ヤベェ臭いがする。異臭騒ぎが起きている。嫌だ。なんか怖い。

第4ブロック
入間とリード君を発見。あと、姐さんと着ぐるみ発見。


ガープ君達とジャズ君達はどこのブロックにしたか分からないけど…
第2ブロックが一番良さげかな？
という訳で…

『第2ブロックへ行こう!!』



〜第2ブロック〜

『待って何これ国が完成してる！？』

ジバ「いつの間に出来たニャン！？」

午前中に見た時は何も起きていなかった第2ブロック。午後になった今、来てみたらなんか国が完成してる…。他に行くか──

カムイ「A嬢ではありませんか！…女王様！訪問者です！」

ケロリ「あらAさん達じゃない。待ってたわ」

訪問しないから帰りた……ん？

『待ってた…？』

ケロリ「特訓時、私達は魔獣達と心を通わせる召喚士として育てられた。その時思ったの。
数多くの使い魔と心を通わせられているAさんは召喚士としての素質を多く持っていると」

『な、成る程…』

ケロリ「やり方は任せるし、収穫物も特に指定しないわ。だから私達と組まない？」

召喚士(女王)として多くの魔獣を従えるケロリちゃんと的確な指示で魔獣を指揮するカムイ君。そして、ともだち妖怪がたくさんいる私…。組むには一番相性がいいかも…！

フユ「収穫祭は個人戦だ。故に群れで動いた方が安全だ」ｺｿｯ

『だね!組みます！』

ケロリ「ふふふ。それでは早速働いてもらうわ」


ケロリ「ポイントは山分けするわ。だから私たちの国のために収穫物を貢ぎなさい！！」

『「イエス！マイロード！！/だニャン！/でうぃす！」』

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