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十一話 ページ12

※展開早いですごめんなさい

パーティーの後日

いろはさんが可愛がってくれていた私の飼い犬が

突然死んでしまった



いろは「これで、ロビンくんもぐっすり寝られますね」

『そうですね』

いろはさんはロビン(犬)のお墓をつくってくれた

なぜかルルスもいたが、私達二人の間にはなんだか変な空気が流れていた

いろは「…………………………Aさん、かなしくないんですか?」

段々と目に涙をため始めたいろはさんが私に問いかけた



『悲しいですよ



でも、私が泣いたら、迷惑かけちゃうし



なにより、



泣こうと思っても、泣けないんです』



ル「っ………!」

いろは「それって……感情がないのと、一緒ですか?」



『あはは………

そうかも、しれませんね』





正直のところ、私の心は何も映していなかったのかもしれない

だから………

いろは「なら、ルルスへの気持ちも、本当は違うものってことですか」



…………………………は?








『でも、



否定はできないかも』


ル「………?」

混乱したような顔のルルスの横を通り過ぎて

少し離れたところで振り返る



『ルルス、

こんな感情もない女捨てて、素敵な女の子と結ばれなよ

私、貴方に付きまといすぎたから



自由に生きて

恋して、ね?』

_______

そのときの、Aの笑顔は

感情のない人間ではなかったというのに

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作者名:Dream | 作成日時:2018年8月24日 17時

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