声優って楽しいな(白目) (ページ10)

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高橋「あ！そうだ。戸谷くん、Aちゃんのファンなんだよね？」

戸谷「あ、え、」

李依ちゃんに突然声をかけられ戸惑う戸谷くん。今大人気の若手声優だ。初めましてだったりする。

「ホント？あ、自己紹介は、まあ一応しようか。木野井Aです。よろしくお願いします」

戸谷「と、戸谷、菊之助ですっ！よろしくお願いしますっ！！！」

「戸谷くん大人気だよね。いや〜後輩がどんどん成長してきて驚きだよ」

戸谷「い、いやいや！そんな事ないです、はい」

「早いうちに抜かされちゃうかもね」

なんて冗談まじり(まあ半分リアル)な事を言えば

戸谷「Aさんは僕にとって憧れの人なのでッ！まだまだ、です…。僕なんてまだ、Aさんの足元にも及びません…」

…………なんて、健気なの。大声で言われるのはなかなか恥ずかしいけど、うわ、こんな後輩可愛がらない選択肢ある？？？

「戸谷くん、ありがとう。でもそこまで自分のこと卑下する必要ないよ。戸谷くんの主演作見たけど、ちゃんと確立してるじゃん！あのキャラは戸谷くんにしか表現出来ないよ」

戸谷「Aさん………！(はぁぁぁぁ…………すき)」

高橋「戸谷くんいいな〜。Aちゃん私の事も褒めて〜！」

梶原「俺も俺も！！」

─────ここにまた1人、Aは知らず知らずのうちにリアコを製造していくのであった。