検索窓
今日:4 hit、昨日:293 hit、合計:9,415 hit

3 ページ3

そして私達は自分達の教室で昔の思い出話に花を咲かせていた。


「だってあんな小さい子犬が犬神なんて誰も思わないっしょ」


"あの時は私も呪力をほぼ使い切っていたのでな。感じ取ることなどできはせん"


「琥珀がそんな呪霊だったなんてなー。こんなにいい子なのに」


「・・・お前らも大変だったんだな」


虎杖と伏黒は琥珀を撫でている。
二人の手つきが心地いいのかしっぽがゆらゆら揺れていた。


「でも犬神って陰陽師とかの式神でしょ?平安だとすると千年以上もの間どこにいたのよ」


"とある神社の祠に閉じ込められたのだ。しかし札が脆くなっていたのだろうな、何処かの人間が剥がしていきおったわ"


「そのまま出てきたってわけね…」


「そんで他の呪霊とバトって気が付いたら森の中にいてそこで私が見つけた」


「Aの人生RPGかなんか?」


そこに聞こえた魔王の声


"ケヒッ、人間に食い物にされたお前が感謝の言葉とは。なかなか面白いなァ"


"久しい感覚だと思ったらお前か宿儺。ククッ、賑やかな体よなぁ"


「琥珀、知ってるの?」


"知ってるも何も、主私とこいつは一度闘った事があるぞ"



───エーーーーーーーー!!!!!



平安時代、陰陽師の式神だった琥珀は両面宿儺との闘いに駆り出されていたようだった。


「世間って狭いね、野薔薇」


「・・・・・・そうね」


「てか、五条先生来ないね」






スパァァァーーーーン!!!!!



あ、ドア壊れた。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
88人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アマネム | 作成日時:2023年8月4日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。