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【終わりのセラフ】深海少年【深海少女】 ページ3
悲しみの夜に沈んだ俺は
目を開けるのも億劫
このまま孤独に生きて行き
誰にも見つけられないのかな
どこへ向かい何をすれば？
肩を叩く君がそこにいた
手を伸ばせば届きそうだけど
銃で打たれて居なくなっちゃった
君は一体なんだったのかな
暖かくて優しかったの
無意識に足は動いていて
吸血鬼らを撃った
深海少年まだまだ駆ける
吸血鬼はそこまで来てるから
深海少年誰かに当たる
そのときに
未来の仲間見つけたんだ
昼も夜もなかったあの場所
なのに実験は朝まで続く
自由の片翼を広げた
紅い君は綺麗でした
そして君を残して駆け出した
そこで今に至ったのだった
俺を見て微笑む貴方に
泣きじゃくる俺と…
深海少年 光に触れた
その時安心をはじめて知った
深海少年 ハダカの心隠す勇気
黒い夜がまだ許さない
こんなに服は汚れてしまった
笑顔も醜く変わっていった
誰にもこれはみせること出来ない
正義で覆うしか…
声にならない気持ちが溢れて溶けた
次の日から貴方たちが仲間になったんだ
心配性の君は企む
「人間が君を変えたんだよ」
限界少年 君に叫んだ
「俺の仲間は俺の大切な人なんだ」
深海少年 腕を引かれる
「ここには君はいちゃいけないの」
深海少年 もっと知りたい
君の気持ちを深く深く知りたいよ
この夜をでて今、仲間を守るんだ──
続く
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