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ページ6

・JN



男1「ソクジンくんは?」

JN「俺は27です。」

男1「そうなんだ。すっごくかっこいいね……。」


なるほど……こっちは俺か。

正統派とショタ派ってこういうことね。


並び順は、端から俺、男1、男2、A。

俺たちは飲み物とか注文するために電話の内線を使うから端だ。

基本カラオケボックスと同じ構造。


……これじゃ何かあったら助けてやれない。


「お酒、どれにします?」


メニュー表を見せるA。

ここは我慢、我慢。

俺もメニュー表を広げてみせる。


JN「……これ、どうぞ。」

男1「おお、沢山メニューがあるんだね。」


……近い。

うん、まあそういう店だけど。

触らなければなんでもいいけど……。

顔までの距離15センチとかビビるよ。

Aに気を取られてて全然気が付かなかった。


男2「これにしようかな。」

「はい!分かりました。」

男1「俺はこれ。」

JN「わかりました。」


Aに合図すると立ち上がって電話をかける。


男2「……。」


お酒の注文をするAをじっと見つめてる。

目線の先は……お尻!?

俺のAの可愛いお尻を見るだなんて!!

なんか話しよう。


JN「おふたりのお名前を教えていただいてもいいでしょうか?」

男1「あぁ、俺はパクドクソンだ。」

男2「……俺はキムボギュンだ。」

「ドクソンさんとボギュンさん!」


電話をかけ終わったAが席に座る。

ニッコニコ笑顔だ。

この仕事をしているにも関わらず、そんなに愛想振りまかないでって思ってしまう。


dk「ソクジンくんはいくつなの?」

「27です。」

dk「ほんと?もっと若く見える。大学生かと思ってた。」

bg「Aくんは?」

「僕は24です。」

bg「うそ、高校生くらいだと思ってた。」


いやいや、未成年ここで働いてたら犯罪だから。


「僕、コンビニでよく年齢確認されるんですよ……」

bg「それだけ可愛いと、しょうがないね。」

「可愛くないです、この前だってお酒を……買……っ、て……」


ん?

どうした?

覗き込むとAが難しそうな顔してる。

触られた?

いや、ボギュンさんは両手でメニューを持って見てる。


JN「A。」

「……あっ。……ええっと、それで、お酒を買った時に、年齢確認されちゃって、はは、」

dk「いちいち大変だな、童顔だと。」

「もう、気にしてるんですよー?」


ハッとして戻ったのを見てひとまず安心。

どうしたんだろ。

後で聞かなくちゃ。

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亜李須(プロフ) - 最高すぎます!面白いです! (2021年3月4日 1時) (レス) id: 99d7320faf (このIDを非表示/違反報告)
そらた(プロフ) - 見たことない作者名でしたが読み始めてまるで宝石の原石を見つけたかと思いました…応援してます…! (2021年3月3日 23時) (レス) id: e9a6285ecd (このIDを非表示/違反報告)
ニートルズ。 - すっごい面白いです!頑張ってください! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
無属性(プロフ) - 好きです!応援します!ファイトです! (2021年3月3日 1時) (レス) id: ff5b7840d3 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - おおおおおおおおおおおおおおおおおおおもしろいです!更新ファイトです! (2021年3月3日 1時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アザラシ | 作成日時:2021年3月2日 21時

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