分身 ページ45
・JN
今日は…やっと…Aに…会える……!
丸1ヶ月くらい会えなかったんじゃないかってくらいの感覚。
なので俺の心は干からびている。
実際は丸一日会わなかっただけなんだよね。
信じられない。
「あ!ジンヒョン、」
JN「っっAーーーーー!」
オアシス!
ガバァッと抱きつく。
いい匂い、細い、可愛い、大好き、抱きたい、めちゃめちゃ泣かせたい、俺なしじゃ生きられない体にしたい!!
HS「あはは、ジンヒョン、Aが一日いないだけで死んでたからね。よしよししてあげて。」
「は、はい……」
うわぁぁぁん、ホソガ、ナイス。
遠慮がちに背中を摩ってくれる。
嫁にしたい。
今すぐ結婚しよう。
「ジンヒョ、ン、聞いてください……」
JN「んー?」
「ジミナとテヒョンイを、僕の働いている時間にここで寝かせることに決まったんです、」
JN「……へっ?」
なにそれ。
どゆこと?
「ジンヒョン、苦しい、離してください……」
Aの働いている間に寝かせる?
そんな場所あるっけ。
てか、ユンギよくOKしたな。
俺は全然いいけど他のみんなはどう思ってるんだろ。
YG「ねぇ。」
JN「……!」
「あ、オーナー……2人は」
YG「ジンヒョン離れてください。2人はまだフロア……点呼とるぞー。」
渋々、Aの体を離す。
いつも通り点呼のあと、さっきAがチラッと言ってたテヒョンイとジミナの話を聞いた。
契約書も書き、サインもしたとか。
ユンギのスケジュール管理能力には以前から定評があったし、さすが経営者だなって感じの効率の良さ。
Aももっと頭が上がらなくなってる。
「……皆さん、迷惑をかけるかもしれないし、ちょこまかと控え室や仮眠室とかトイレを動きまわると思うんです。いくら契約書を書いたとはいえ、皆さんの了解も得ず」
SJ「なーに改まってんの。」
「え、ソジュンヒョン……」
UN「言ってしまえば、Aの分身が出来たってことだよね。テヒョンとジミン。可愛いし、俺たくさん話したいよ。」
「ウヌヒョン……」
SB「話し相手になるよ!あれ、でも営業時間に寝るのか……まあ、眠れなかったりした時のために?」
「スビニヒョン……!」
Aの目がキラキラし始めた。
他のメンツもニコニコ頷いてる。
これは好感触だ。
日頃のAの行いのおかげだな。
「ありがとうございます!」
YG「ほら、お前らも。」
2人が掃除から帰ってきたみたいだ。
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亜李須(プロフ) - 最高すぎます!面白いです! (2021年3月4日 1時) (レス) id: 99d7320faf (このIDを非表示/違反報告)
そらた(プロフ) - 見たことない作者名でしたが読み始めてまるで宝石の原石を見つけたかと思いました…応援してます…! (2021年3月3日 23時) (レス) id: e9a6285ecd (このIDを非表示/違反報告)
ニートルズ。 - すっごい面白いです!頑張ってください! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
無属性(プロフ) - 好きです!応援します!ファイトです! (2021年3月3日 1時) (レス) id: ff5b7840d3 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - おおおおおおおおおおおおおおおおおおおもしろいです!更新ファイトです! (2021年3月3日 1時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アザラシ | 作成日時:2021年3月2日 21時