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・TH
YG「よぉ、病院は無事に行けたか?」
「はい。お陰様で。」
YG「アレルギー検査の結果だけすぐ貰えるだろ。どうだった。」
「テヒョンイが汗のアレルギーでした。他は特に……」
YG「ほー、汗か。珍しいな。ま、座れよそこ。」
あの日みたいにソファに座らされる。
真ん中にAさん、それを挟む俺たち。
正面にはオーナーがいてちょっと怖いけど……大丈夫。
Aさんがいる。
YG「あれから考えた。すっげー考えた。」
「ありがとうございます。」
TH「あ、ありがとうございます」
JM「ありがとうございます。」
満足そうに頷くオーナー。
また資料みたいなのを三枚出した。
YG「情報によると、この2人はまともな家庭で育っていれば今頃高校1年生だった。」
まともな、家庭……。
うん、俺たちはやっぱり普通じゃない。
YG「もし。お前ら2人が学校に行きたいのであればの話をするんだが、」
TH「い、行きたいです!」
JM「行きたいです!」
YG「おぉ……そうかそうか。なら話が早い。頭の回らないそこの阿呆のために俺がお前たちのタイムスケジュールなどを書いてみた。」
「あ、阿呆……って!」
YG「これを見てくれ。」
三枚の紙。
一枚目には、この店の地図?みたいなもの。
二枚目には、文がいっぱい書かれている。
三枚目には、タイムスケジュールが。
「契約書ですか。」
YG「いいから読み上げてみろよ。」
「はい。えっと、」
───
契約書
本文はイ・Aが以下の条件を飲むことによって成立するとする。
1. 勤務は17:30〜27:30 間休憩1時間 週4日
2. アフターサービスはなし。
3. 勤務時間中のキムテヒョンとパクジミンとの接触は勤務の妨げになるため控える
本文はキムテヒョン、パクジミンが以下の条件を飲むことによって成立するとする。
1. 17:00〜17:30までフロアの清掃をする。
2. 従業員とよく話す。仲良くなる。
3. イ ・Aとの勤務時間中の接触は勤務の妨げになるため控える。
4. 客との接触を断固として避ける。
本文
本店従業員イ・Aの要望「キムテヒョンとパクジミンの昼夜逆転生活を阻止」を鑑み、オーナーとして2人にこの店の仮眠室での10時間の睡眠時間を与えることとする。
────
昼夜逆転生活阻止?
Aさん、そんなことまで考えてくれていたのか。
俺たちに課せられたのは4つ。
きっと、全部できるよ……ね…!
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亜李須(プロフ) - 最高すぎます!面白いです! (2021年3月4日 1時) (レス) id: 99d7320faf (このIDを非表示/違反報告)
そらた(プロフ) - 見たことない作者名でしたが読み始めてまるで宝石の原石を見つけたかと思いました…応援してます…! (2021年3月3日 23時) (レス) id: e9a6285ecd (このIDを非表示/違反報告)
ニートルズ。 - すっごい面白いです!頑張ってください! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
無属性(プロフ) - 好きです!応援します!ファイトです! (2021年3月3日 1時) (レス) id: ff5b7840d3 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - おおおおおおおおおおおおおおおおおおおもしろいです!更新ファイトです! (2021年3月3日 1時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アザラシ | 作成日時:2021年3月2日 21時