【ツイステ】帝国兵士と荒野の反逆者-2-【幼女戦記】 (ページ38)

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朝日は拝むのではなく、掴み取りに行くものページ38

ｼﾞｬｯｸ「おい!どうなってんだよ、ヨハンナ!」
『なんで私に聞くの!?説明してる暇がないから簡潔に言うと、早く正気に戻さないとキングスカラー先輩の命が危ないってことだけ!!』

ｼﾞｬｯｸ「よくわからねぇが、レオナ先輩をブン殴って正気に戻せばいいんだな？」
『間違ってはいないんだけど、言い方……』

ﾗｷﾞｰ「オ……オレも、手伝うッス……ゴホッ……あそこまで言われて寝てられるかってんだ……」
フラフラになりながらも、マジカルペンを構えるブッチ先輩にあえて手を貸さずに、キングスカラー先輩をまっすぐ見据える。

ﾚｵﾅ【ハイエナ風情が俺に歯向かおうってのか？ハハハハハ……笑えねえ冗談だ。全員明日の朝日は拝めねぇと思え!】

ｸﾞﾘﾑ「ユウ、ヨハンナ、アイツを捕まえればマジカルシフト大会に出られる!気合い入れるんだゾ!」

ﾕｳ「行くよ!みんな!」
ユウの言葉に気を引き締め、マジカルペンを強く握りしめた。

リドル先輩の時は初めてと言うこともあり、先にリドル先輩を気絶させてしまった為か、ブロットの化身を暴れさせてしまった。

今回のブロットの化身は前よりも活発に暴れ回っている。
これ以上怪我人を増やさないように、ブロットの化身から沈めなければ……

『リドル先輩!ブロットの化身を鎮めましょう!そうすれば─』
ﾘﾄﾞﾙ「後はキミがレオナを気絶させてくれるんだろう！」
私の言わんとする事をリドル先輩はすぐに理解してくれた事に感謝しかない。

さぁ、明日の朝日を掴み取りに行こうか。