１８４話 プライバシーって大事 ページ7
守達がいることに気付き、雷雷軒から出て路地裏に逃げた私は鬼瓦刑事からの電話で再び戻った
貴女｢……鬼瓦刑事、そいつらがいるなんて聞いてないんですけど｣
鬼瓦｢仕方ないだろう。いたんだから｣
貴女｢いやでも……はぁ…もういいです｣
もう反論しても時間と気力の無駄だと悟った私は、諦めて席に座った
そして
秋｢刑事さんが言ってたハッカーって工藤君なの？｣
秋のこの言葉のせいで、きっと今の私の顔は無表情になっているだろう
貴女｢……どこまで喋ったんですか？｣
私はそう言いながら鬼瓦刑事を睨む
刑事が個人情報流出するなよ
鬼瓦｢影山の事を調べてもらっているハッカーとしか言ってないが｣
貴女｢…それくらいならいいですけど、もう個人情報流出しないでくださいよ。仮にも刑事なんですから｣
鬼瓦｢分かった｣
この人、絶対分かってないって←
有人｢それで、ハッカーというのは本当なのか？｣
貴女｢ああ｣
夏未｢以前、警察からも依頼が来ると言ってたけど、鬼瓦刑事からも頼まれてたのね｣
貴女｢だから、わざわざ影山に接触して潜入捜査をしてt))鬼瓦｢それは頼んでないぞ｣(・-・)｣
鬼瓦｢今回の事は頼んだが、潜入捜査なんて頼んでないぞ。そもそも、お前さんがハッカーだなんて最近知ったしな。それに、影山の所に潜入捜査してた事も｣
空気読めよ←
有人｢なんでそんな危険なことをしたんだ。それに、警察からも依頼が来るって言ってたがお前の情報量はそんなにすごいのか？｣
貴女｢危険と言えば危険だが…まあ何とかなるだろ精神でいったからな。それに、ハッカーとしてはそんなにすごくないと思うが｣←
鬼瓦｢こいつはな、ハッキングの能力で裏社会を支配していると言われている凄腕ハッカーなんだ。俺ら警察も随分助けられているし、総理大臣とも会談をするぐらい頼られている。冬海が影山のスパイだというのもこいつからの情報で知ったからな｣
皆-貴女｢｢｢｢｢…………。｣｣｣｣｣
貴女｢鬼瓦刑事、プライバシーって知ってます？｣←
鬼瓦｢個人や家庭内の私事・私生活。個人の秘密。また、それが他人から干渉・侵害を受けない権利だな｣←
貴女｢…もう何を言っても通用しない事を悟りました｣←
円堂｢…なんかドンマイ｣←
貴女｢元々、お前が怪我して氷をもらいに来なければこんな事にはならなかったんだが｣
円堂｢ごめん｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星姫(プロフ) - 久しぶりに見ましたが、ヤバかったです！面白かったです！特に私はゼウスの夢主の評価するのが好きです！遅くても良いので、お体に気をつけて下さい！いつでも待っています！(*｀･ω･)ゞ (2020年3月21日 13時) (
レス) id: cdf2fd6a21 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - あの、イナイレに逃げたのはいいんですが、工藤家の方削除して頂けませんかね？理由はわかりますよね？お願いします。貴方がどれほどコメントやボードを見ていないのか分かりましたので、申し訳ありませんがこちらで書かせて頂きました。 (2020年3月12日 2時) (レス) id: 00b7005754 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 度々コメント失礼します！お話の続きはもう書かれないんですか？続きがどうなるのか気になります！書く予定でしたら、いくらでも待つので更新頑張ってください！ (2019年11月29日 16時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。更新頑張ってください！ (2019年7月25日 17時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
星姫(プロフ) - 続き、ありがとうございます！この小説、大好きです。体調に気をつけて頑張って下さい！ (2019年3月15日 20時) (レス) id: d716fdff91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミニgirl | 作成日時：2018年12月19日 0時
