２０５話 何度だって ページ30
照美｢(何故君は僕をイライラさせる！？)｣
どんなにボールをぶつけても起き上がる守の姿に、照美は動揺を隠せないでいる
もう一度シュートを打とうとする照美の前に立ちはだかり、守にぶつかるはずだったボールを胸で受け止めライン外へとボールを蹴る
ピィーッ！
貴女｢ふぅ……っ｣
照美｢！！｣
守｢春人！｣
貴女｢照美、何が残るは君だ、だ｣
照美｢王子……様｣
貴女｢守、大丈夫か｣
守｢あ、ああ。サンキューな春人！｣
貴女｢守、フォローは任せろ｣
守｢おう｣
貴女｢照美、お前のやりたかったサッカーはこんなものだったか。何が神の力だ。ニセモノの力の癖に｣
照美｢！！｣
これで、守だけじゃなくて私にもボールをぶつけるはず。守の負担、少しは減るかな
ピィーッ！
世宇子ボールで試合は再開、思った通り照美は私にもボールをぶつけてくる
照美｢(違う！この力は本物だ！神の力なんだ！)｣
照美は少し怯えてるかもね。何度も立ち上がる私を見て……いや、正しくは笑顔を浮かべながら立ち上がる私を見て……
照美｢何故……何故ですか！この状況で何故そんなに楽しげで……何故そんなに笑っていられるんですか！？｣
貴女｢何故？お前は神の力を欲したせいでそんなことも分からなくなったのか。お前は知ってるはずだ。本来のサッカーは楽しいものなのだと｣
照美｢なっ！そんなはずは……！｣
貴女｢お前がサッカーを始めた理由は何だったか、思い出せもしないのか。サッカーボールを蹴るのが楽しかったからじゃないのか！だからサッカーを好きになったのだろう！？｣
守｢大好きなサッカーを……汚しちゃいけない･･･許しちゃ……いけないんだ！｣
貴女｢守｣
照美｢くっ……！｣
照美は自暴自棄になり、私と守にボールをぶつける。何度も何度も、それでもなお、私たちは立ち上がり続ける
守｢そんなことは……そんなことは……！許しちゃいけないんだ……！｣
守の言葉を聞き、メンバー全員が立ち上がる。何度ボールをぶつけられたって、何度痛めつけられたって、何度だって立ち上がる。照美、これが守の……私たちのサッカーなんだよ
照美｢そんなこと……そんなことが……あるものかぁ！！｣
照美の叫び声に応えるかのように、照美の全身からたくさんのエネルギーが流れ出す
守｢これは……大好きなサッカーを守るための戦いだ！！｣
豪炎寺｢円堂！！｣
２０６話 マジン・ザ・ハンド！！→←２０４話 後半戦開始！！
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星姫(プロフ) - 久しぶりに見ましたが、ヤバかったです！面白かったです！特に私はゼウスの夢主の評価するのが好きです！遅くても良いので、お体に気をつけて下さい！いつでも待っています！(*｀･ω･)ゞ (2020年3月21日 13時) (
レス) id: cdf2fd6a21 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - あの、イナイレに逃げたのはいいんですが、工藤家の方削除して頂けませんかね？理由はわかりますよね？お願いします。貴方がどれほどコメントやボードを見ていないのか分かりましたので、申し訳ありませんがこちらで書かせて頂きました。 (2020年3月12日 2時) (レス) id: 00b7005754 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 度々コメント失礼します！お話の続きはもう書かれないんですか？続きがどうなるのか気になります！書く予定でしたら、いくらでも待つので更新頑張ってください！ (2019年11月29日 16時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。更新頑張ってください！ (2019年7月25日 17時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
星姫(プロフ) - 続き、ありがとうございます！この小説、大好きです。体調に気をつけて頑張って下さい！ (2019年3月15日 20時) (レス) id: d716fdff91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミニgirl | 作成日時：2018年12月19日 0時
