だから、男だって言ってんだろ！【男主】

1:女じゃねー！ ページ3

やって来たのは良いが何だこれ。
敷地デカ過ぎだろ？




『すみません、高峯翠の忘れ物を届けに来たんですが』


受付「聞いています。これを首に下げてお入りください」


渡されたのは来客者用のプレート？って言うんだっけ……まぁ、何でもいいや。


『ありがとうございます』


受付「妹さんも大変ですね〜」


ん？妹？誰が誰の…………？もしかしなくても、俺が翠の妹って勘違いされてるよな！


『すみません、俺男です』


驚く受付の人の前を通り過ぎ中に入る。









『1ーAって何処？！』


ここに来て10分、翠の教室が分からず迷っていた。何この学校…………案内板とかないの？



？「見ない顔だな！どうかしたのなら、この、流星レッドが助けてやろう！」


うわー、熱血な人だ………。


『高峯翠の忘れ物を届けに来たんですけど、教室の場所が分からなくて』


？「高峯は1ーAだな！俺が連れて行ってやるぞ！」


お礼を言おうとしたら担がれ、走られる。
待って、凄く速い。俺、絶叫系無理なんだよ！ヤバイ、西宮A命の危機です。

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