7話 ページ9
食事スペースに行こうと思っていたが
(迷子になってしまった...)
この歳で迷子は恥ずかしい!! けどまあここ広いからしょうが無いよね!うん!
普段はスマホを持ち歩いて場所を確認しているが充電が切れてしまったため充電器にさしたまま部屋を出てきてしまったのだ。
どうしよう。とりあえず真っ直ぐ行ってみよう
モニターあったらお兄ちゃんに案内してもらえるかな!と思ったので上を見ながら歩いていると━━━━━━━━
ドンッ
痛っ!!それよりもぶつかった相手に取り敢えず謝らないと! と思って顔を上げ「すいません!」と勢いよく謝った。
相手を見るとこっちを見下ろして睨んでいる。絶対怒ってるよねやばい。
これ以上怒らせないようにしないと、と思い
「お怪我なかったですか、、?」
と相手の顔色を伺うように尋ねた。すると
「チッ」
(え今絶対舌打ちしたよね!今の言葉に怒る要素あった?!)
相手は面倒くさそうにしてこの場を去ろうとしていた。
このままでは私が納得行かなかったため手首を掴んで
「ほんとにすいませんでした!!何か気に触るような事をしたならお詫びを!」
「めんどくせぇ、別に怒ってねえよ」
(絶対怒ってない顔じゃないよ…取り敢えず名前聞いてみよう)
「お名前なんですか!!」
印象を良くするためにめっちゃ笑顔で聞いた。
「なんでお前に教えなきゃいけねえんだよ」
「一応マネージャーですので!選手の名前は知っておきたいです
す」
「 、、、、糸師 凛」 「糸師さんですね!」
「お前の名前はなんだ」
「絵心Aです!」
自己紹介が終わって沈黙が続いていたら糸師さんは無言で歩き始めた。私は迷子になってる事を思い出したのでここで別れたら1人になる!と思って
「あの、お恥ずかしながら私迷子なので食事スペースまで案内して貰えないでしょうか、、」
また断られるのかと思い恐る恐る顔を上げると少し笑っているように見えた。
(笑った!!レアだ)
迷子と言うのを聞いて笑われたがそんな事はどうでもいい。
さっきまでずっと怖い顔だったのに柔らかい表情になってたのだ。ほんの一瞬だけ。私はそれを見逃さなかった。
「あっ笑った」
と思わず声に出してしまった。それはもちろん聞こえてた見たいで
「笑ってねえ」
と言っていたが頬がほんのり染まってる気がした。気の所為だろうか
笑った顔を見れたのが思わず嬉しくてそこからの顔はすごい頬が緩んでいたと思う。
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uoagjmpwgmwp(プロフ) - わああ!!めっちゃこの小説好きです‥!更新頑張ってください!! (2023年1月7日 10時) (レス) @page9 id: d336f2d1fa (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - ベルさん» コメントありがとうございます!夢小説書くの初めてで至らない部分もあると思いますがこれからも読んで頂けたら嬉しいです! (2022年12月6日 20時) (レス) id: ff5776168d (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 最高です。更新頑張ってくださいっ!すごく続きが気になります!! (2022年12月6日 19時) (レス) @page6 id: 31dcd80ccf (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - ペンギンとバタートースト。さん» すいません、!今確認してみたら外し忘れてました。わざわざ有難うございます!! (2022年12月5日 19時) (レス) id: ff5776168d (このIDを非表示/違反報告)
ペンギンとバタートースト。(プロフ) - コメント失礼します。オlリlフlラ立ってますよ!違反になってしまうので、早急に外してくださいね。これからも応援しています…! (2022年12月5日 19時) (レス) id: 7507a04f20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:理乃 | 作成日時:2022年12月4日 23時