ウザイ犬の飼い主《1》【UNDERTALE】

31　能力 ページ34

ｲﾝｸ「Aちゃんとトビーに関してはよく分かった。けど、あと1つ謎がある。バルディアス。マイ・プレイヤーとは何?プレイヤーと同じなの？」


ﾊﾞﾙ「いや、違う。マイ・プレイヤー、それはコイツが呼ばれていた名だ。我々はこの世界がゲームだと知ってから恐怖で埋め尽くされた」


さっさと説明して欲しいわ



聞きたい所と全く違う



『私は思ったことが現実に起きる能力を持っているの。あっちの世界では使えないけど』



結局私が説明か……



『例えばジュースが欲しいと思ったらホントにジュースが出てくる。雨降ってほしいと思えばホントに降る』



ｱﾘｼｱ「凄い……最強じゃないですか」



ﾊﾞﾙ「だが、デメリットもある。もしコイツが○○死んでと願えばその○○は御陀仏。世界が滅んで欲しいと願えばすぐに世界は滅ぶ」


『逆も可能よ。実際やったことないけどアリシアのように蘇生も出来る。新たに世界を生み出すことも可能。ネッシーやユニコーンなども出せる』


ｱﾘｼｱ「待って……じゃあさっき死ねと願えば良かったのでは?」



ﾊﾞﾙ「おい！何が良かったのでは？だ」



『楽に死なせたくなかったから』



ﾊﾞﾙ「サイコパスな発言するな！」



ｹﾁｬ「それだったら「地獄の苦しみを味わうようにして」と思えば?」



ﾊﾞﾙ「お前ら鬼か!!!」



ﾊﾞﾙ「はぁ……言い忘れていたが、マイ・プレイヤー自体知っていたが、実際姿を見たのはこれが初だ」



『にしてもよく分かったわね』



ﾊﾞﾙ「そりゃお前がこの前よりも速すぎるからだ」

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