ウザイ犬の飼い主《1》【UNDERTALE】

30　プレイヤー ページ33

懐かしい響き




かつてはそう呼ばれたわ




ｹﾁｬ「バルディアス。それはどういうことだ？コイツは、Aは、プレイヤーなのか？」



ﾊﾞﾙ「そう言えるような、言えないような。微妙な境だ」



『私が代わりに説明する』



コイツだと長くなりそうだし



『私はプレイヤー側の世界から来たの。そして私は貴方達のことをよく知っている。“制作側”と言えばわかるかな？』



ｲﾝｸ「要するに、君はこの世界を作った1人なの?」



『うん。一部だけだけど。この世界のほとんどを作ったのは、トビー』



ﾊﾞﾙ「一ついいか？言葉を話せるといっても犬だろ?どうやって作ったのか?」



本当にお馬鹿さん



『本当は犬じゃない。1人のニンゲンよ』



ふふっ面白い反応ね



『彼の本名は《トビー・フォックス》貴方達の生みの親。この姿は分身そのもの。けど、彼はこの世界にいるときは記憶がないの』



ｹﾁｬ「記憶？ニンゲンだったときのか？」



ニンゲンだったって……まぁいいわ



『えぇ』



ｱﾘｼｱ「世界を滅ぼすってもしかして知っていたのですか?」



『まぁね。おそらくだけど、それは開発者だから。データさえ消せれば滅ぼしたと同然。それ以外思い当たらないわ』



ｲﾝｸ「君らはあっちの世界からこの世界に来たって事?」



『ちょっと違うかな?器を作ったの。今はその器を私が操作しているの』



ｹﾁｬ「なるほどな…本体は、あっちの世界にいるってわけか。今目の前に居るのは分身体。並列存在ってわけか」


そういうことよ

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