ウザイ犬の飼い主《1》【UNDERTALE】

26　神 ページ29

ｲﾝｸ「気になっていたんだけど、そんなにトビーが欲しいの?どうするつもり？」


そこは私も気になっていた。貴方達の目的は何?けど、良からぬ事だけはなんとなく分かる。トビーになにか恨みでも?いや、そしたらこの場でとっくに。それにさっきの爆発物はトビーに当てようと思えば当てることが出来た。つまり殺したいわけではない？



ﾊﾞﾙ「こいつの行動次第で殺す」



殺す前提で言っているよこの人。



ﾊﾞﾙ「この犬は我々が調査した結果、世界を滅ぼすことが出来る持ち主だと判明」



トビーが…？



『何言っているのですか?』



デタラメに決まっている。トビーが世界を？ふざけないで。



ｹﾁｬ「気持ちは分かんなくもないがちょっと待て。それは本当か?」



＊一同が驚く中、冷静に問うケチャップ



ﾊﾞﾙ「嗚呼。どうやら疑われているみたいだが、これは事実。この犬はただの犬ではない。“神”と言っても良いぐらいの存在だ」



ｹﾁｬ「はぁ？神？」



神？トビーが？つまらない冗談だ。



ｱﾘｼｱ「あの、なんでそんなことを断言出来るのですか?全然ピンとこないのですが」



そうだよ。何を言っているのか分からない。



ｹﾁｬ「なぁ、そういうアンタは普通のニンゲンなのか？違うだろ。お前の正体はなんだ？」



ﾊﾞﾙ「いや、私は正真正銘ニンゲンだ。どうしてそれを断言できるのか…ケチャップと言ったな。君も私と同類だろ?」



ﾄﾋﾞ「同類？バルディアスもスケルトンなのかワン？」



ﾊﾞﾙ「だから私はニ・ン・ゲ・ン!!」



ﾊﾞﾙ「ｺﾎﾝ、話を戻そう。君も…いや、君らもこの世界について理解しているみたいだな？」

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