ウザイ犬の飼い主《1》【UNDERTALE】

21　天使とニンゲンのハーフ{後編} ページ24

『あとそうだ、住居とか大丈夫なの？』




ｱﾘｼｱ「今日からここに住みます」




ｹﾁｬ「何かってに決めてんだよ!!」




やっぱないんだ(汗)




『けど、流石に野宿にするわけにもいかないし』



ｹﾁｬ「それならアーティストなオイラにでも頼んだらどうだ？」




人任せかよ




アーティストって…インクのこと？




けど明らかに建築家とかそうじゃないよね




ﾄﾋﾞ「住むとしても一から作るのかワン？」




ｹﾁｬ「いやオイラに聞かれてもな…」




このポンコツが




ｹﾁｬ「悪かったなポンコツで…スケルトンなだけに」((ツクテーン★



『…』



ｹﾁｬ「何そのゴミをみるかのような目は…せめて顔だけでもニコッとしてみろ」



『…』((ニコッ



ｹﾁｬ「やっぱ撤回だ。はっきり言って不気味だ」



地味に傷つくんだけど




まぁ、確かに今の笑みは怖いよね



なんとなく自覚はあったけど


ﾄﾋﾞ「ボクちんがインクを呼んでくるワン！」



『ありがとう…と言いたい所だけど、その車は何？』




ﾄﾋﾞ「ボクちん専用の自動車ワン」



ｱﾘｼｱ「免許とか大丈夫？」



ﾄﾋﾞ「無い!」



『じゃあダメじゃん!!』



ﾄﾋﾞ「行ってくるワ〜ン」




『行っちゃった……』




ホントに大丈夫かな？



ｱﾘｼｱ「心配なの？」



『当たり前だよ!!私はトビーの飼い主だから』



ｱﾘｼｱ「……飼い主ね〜、そういえばあの犬なんで喋るの？」



『今更!?』




ー ー ー

ﾄﾋﾞ「あっ、木にぶつかっちゃワン。ま、いっか!!前は他の車と顔がよく見えないニンゲンにぶつかっちゃったからまだマシワン」

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