巨人の血を継ぐ少女 2 (ページ50)

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92日目ページ50

エレン視線

『…後説明する』

そう言うとAはマリア様？の方へ歩いた

どういうことだよ。なんで、

ってか、ガレットは帰属なのか？

それにあのマントは

マリアとローゼは兵士と同じ服に、マントを身につけていた

だが違うのはマントのマークだ

マリアには憲兵団のマーク。ローゼには駐屯兵団のマークがあしらわれていた

Aはマリア様と少し話してから、

『我々が前衛の支援をする。支度が済んだら前衛の援護にこい』

そう言ってマリア様、ローゼ、様？とAは飛んでいった

グイ｢さあ動け！｣

グイス指揮官に言われみんなが動き出す

頭にはてなマークをつけながらな

そしてミカサは後衛につくことになった

エレ｢よし！第4版突撃だ！｣

４班にはアルミンもいる

アル｢単独行動は控えるように！みんな一緒に行動するんだ！｣

そしてしばらくして班員が1人減った

エレ｢っ！奇行種だ！止まれ！！！｣

俺の言葉にみんなは止まった

しかし、

トー｢…え？｣

エレ｢！｣

トーマスが奇行種の口の中に飲み込まれた

俺たちは言葉が出なかった

奇行種が移動するのを見て、思わず追いかけた

エレ｢トーマスをかえしやがれぇぇぇぇぇぇ！！！！！！！！！｣

アル｢エレン！｣

無我夢中で奇行種を追いかけだ

だがそのせいで俺は下から出てきた巨人に気づくのが遅かった

エレ｢うっ！｣

左足が突然痛みだし、バランスを崩して屋根の上を転がった

見ると左足がなくなっていた

次に見えたのは４班が巨人に襲われているところだった

"うわあああああああ！！！！"

"きゃあああああああ！！！！"

最後に聞こえたのはアルミンの声だった

そして俺の体は動いた

アルミンが飲み込まれそうなところを助けた

エレ｢こんなところで…死ねるか……

なぁ…アルミン…お前が……

お前が教えてくれたから…オレは……

外の世界に…｣

アル｢エレン！！早く！！｣

アルミンが俺に腕を伸ばしている姿が見えなくなった

そして俺の左手はなくなった

アル｢うあああああああああああああああああ｣

後衛では民間の避難が行われていた

そこにいたミカサは一瞬、前衛の方へ振り返った