【終わりのセラフ】優しき涙second

四十五粒 ページ45

優一郎は、叫び声をあげた。耳を塞ぎたくなるような、そんな悪魔のような叫び声が建物中に響き渡る


目は赤い


深夜は、鬼に取り付かれたと察した


優一郎は、周りなんてお構い無しに、クローリー達の元へと、人間離れした速さで向かっていく




窓を割り、クローリーに攻撃を仕掛けた




「あっれ〜？君、さっきの……………」


いいおわるまえに、刀で攻撃をされた


うまくかわして、グレン、Aに目をやる


「ｯｯｯ!!!!!!てめぇらぁ、殺してやるｯｯｯ!!!!!!!!!!!!」


傷だらけの二人を見ると、殺戮衝動に駆られ、クローリー、ホーン、チェスと襲っていく


「止めろ!!優!!!!!!なんで戻ってきた!!??!もう俺は無理なんだよ、Aも、


帰れｯｯｯ!!!!優ッ!!!!!!」


クローリーは、新しいおもちゃを見つけたかのような笑顔を貼り付けていた


優？「グレン!!お前が、俺に生きろって言ったんだ!!!!!!

俺に、目的が見つかるまで、吸血鬼を殺すことだけを考えろって!!!!!!


Aを守るために、生きろって!!!!!!

なら!!!!!!お前の手本を

見せてくれよ!!!!!!」


グレンも、この言葉には、口が出なかった


「君たち面白いねぇ〜」


クローリーとの刀を交える。


若干の差で、優一郎がクローリーに押されていた


すると、鬼からの力が来なくなった


"時間切れだよ、優。それ以上力が欲しいのなら



僕を使って？"


優一郎の頭には、阿朱羅丸の声が響き



角が生えた


その時に、君月の鬼箱王の箱に、優一郎は収められた


グレンは、安心した様子だった






優一郎がさり、









「……………」


一人の少女が目を開けた

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