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拾っている途中、女の人はじっと僕を見つめてくる。

「え、えっと…僕が何か…?」

彼女の視線は、僕じゃなく僕の胸元。

ネックレスに注がれていて。

「それ、そのネックレス…。」

そこまで言うと、彼女は唐突に目を見開く。

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作者名:愛乃 | 作成日時:2019年3月28日 11時

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