一月で惚れさせてください【鬼滅の刃】

続 ページ32

｢愛緒、りくえすと、ありがとう。…って作者も言ってた。また待ってるから。｣ﾌﾟｲｯ


無一郎くんが変態に…(すみません)
＿ ＿ ＿ ＿ ＿


激甘注意





『まっ、て、』



｢やだ。…なんでそんなに待って欲しいの？｣



我慢出来ないって言ったじゃん。



『こ、心の準備とか、まだ、恋仲じゃないし。』



｢…｣ﾑｽｯ



『なんかごめんよ。』



でもこれだけは譲れないのだよ



｢じゃあ、一緒にお昼寝しよ。｣



『え？私夜には任務なんだけど…』



｢そんなのあっちに任せとけばいいでしょ。｣



いいから僕と寝るの。



『我儘だなぁ』



…いやいやでも、ﾈﾁﾈﾁ言ってくるあの人との任務だからなぁー。



そう葛藤していると



｢もう、焦れったい｣



ﾋｮｲと私を担ぎ布団の上に落とした無一郎くん



｢軽すぎ、もっとご飯食べて。｣



『お！？』



｢…寝よ？｣



小首を傾げて言うと私を抱き枕のようにして目をつむった無一郎くん



『ちょ、近い』



｢我慢したんだから許して。｣



『…分かったよ。』



改めて見る無一郎くんの顔は綺麗だ。



あ、やばい、太陽の光があったかすぎて、眠くなってきた…



『…ｽｰ』



｢ねぇ、A…って。え？｣



寝るの早くない？



…Aは喋ると残念だけど、そこら辺の女の人よりすごく綺麗だと思う



喋ると残念だけど。



…というか、僕に襲われそうになったのに秒で寝るってどんだけ警戒心無いのさ。



｢…襲うの我慢したんだからこれくらい許してね。｣



着物を少しだけ、はだけさせると鎖骨が見える



…理性飛びそう。



僕が襲わない可能性は零じゃないのに。



首元に顔を近づければいい香りがする



ｽﾝｽﾝ…この香り大好き



ﾁｭｯ…と首元に吸い付く



顔を離せばそこには紅い華が咲いていた。



僕って独占欲が強いみたい。



｢Aの全部が欲しい｣



僕は考え事をしている時間が長いねと言われるけど、無意識に考えるのはいつもAのことで



自分でもどれだけ好きなんだろうって。



早く僕を選んでよ。



ｽﾔｽﾔと眠るAに



ﾁｭｯ



と口付けをする



｢…｣



理性に負けて、舌を入れる



『…ん、ぁ』



もっと聞きたい



歯列をなぞり、上あごを舐める



『…む、いちろくん？』



｢…我慢できなくなっちゃった。｣



安心して悪戯しかしてないから。…じゃあね？



そう微笑みながら彼は去っていった



『…えぇ。』

第捌日目 夜 【伊黒小芭内】→←第一位 昼 激甘 【時透無一郎】

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