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さりげなく壁に追い詰められて身動きが取れない



『…なんの用?洸くん』



「ちょっと、ね?」



『用がないならどけてくれないかな。』



話すことないんだけど、そう言おうとした瞬間



「…好きなんだ」



『は?』



『この間断ったでしょう。』



「あんな言い方されたの初めてで、今までは声掛けたらすぐ流されてくれたから。君みたいな子初めてで」



「本気になっちゃった」



瞳がギラつく



『…っ無理だから。』



やばい、逃げないとやばい



ぐっと押すけどビクともしない



「ね?いいでしょ?」



腰に手を回される



『嫌、!』



____「ハァッ…ハァッ、」



どこだ?



体育館裏に回ってみる



よく耳を澄ますとAの声が聞こえた



『嫌、!』



涙が出てくる



「っ動くなよ。」



「A!」



『…っ二郎?』



「…山田二郎かよ。」



こいつ、洸?Aなんで嫌がってんだ?



「…てめぇ。こいつに何しやがった」



「別に?なにも?」



洸が手を離した隙にAが俺の後ろに回る



傍に駆け寄り顔を見る



「…っ泣いてんじゃねぇかよ。」ボソッ



バキッ



その瞬間に洸を殴る



「…っ」



「…さっさとどっか行け。二度とこいつに近付くな。」



『二郎…』



「…チッ 分かったよ。」



「…本当にごめん。A」



『…』



「俺、あいつに告白されてたお前みて、OKだと思って、勝手に落ち込んで、お前傷つけちまった。」



『…ううん。』



「三鼓には謝ってきた。」



『うん。』



「っ俺、Aが好きだ。」



『…っ私も、私も好きだよ。二郎』



「俺と付き合ってください」



『…はい!』



ギュッ



「遅くなってごめんな。」



『本当だよ』



「もう離さないから。」



『…っうん!』



「帰ろうぜ?」ニコッ



そう言って手を差し伸べられた手を取り、家に帰る



____『…ていうか、葵に告白されたって知った時、私も大分泣いたんだからね。』



「え?…まじで?」



『まじで』



「ごめんな。」



『ふふっ笑 許さなーい!』



「なっ!アイス奢るから!」



『んー。』



「プリンか!?」



『んー。』



「じゃあ…」



別に何も要らないのに。



二郎が隣にいてくれればいいよー。なんて



たまにはかっこつけさせてよ。ニコッ

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(プロフ) - くるみさん» ありがとうございます泣 ここまで来れたのも皆様のおかげです!お楽しみに! (2019年6月30日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 完結おめでとうございます!次も楽しみです! (2019年6月29日 20時) (レス) id: 1520c09c44 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くるみさん» 癒しになれて良かったです!!笑 ついつい見ちゃいますよね。分かります。テスト頑張ってください!応援しています!! (2019年6月24日 23時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - ありがとうございます癒されましたテスト数日前にもかかわらず見てます(笑)これからも頑張ってください! (2019年6月24日 22時) (レス) id: 1520c09c44 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くるみさん» お疲れ様です!更新が安定しなくてすみません!ありがとうございます!泣 (2019年6月22日 8時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年5月19日 18時

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