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日常 ページ16

二郎side





兄ちゃんから「護衛はお前に決まりな」と言われ護衛することになったけど。



好きって気持ちも伝えてないのに一緒にいるっていうのも結構辛い話だ



でも、今なら。伝えてもいいのかな。



いっつもタイミングが合わなくて、姉ちゃんに伝えられなくて、いつだって空回り。



『よしっ。』



「どっか行くのか?姉ちゃん」



『うん!』



「ま、まって!俺も行くから!」



ドタドタと忙しなく準備を始める



『そんなに急がなくても大丈夫だよ!笑』



「お、おう!」



俺は護衛だから。姉ちゃんを守らないと。



「お待たせ!」



『うん!』



「今日はなんの買い物なの?」



沢山店がある大通りに来た俺達はブラブラ店を回っていた



もちろん、あたりも警戒しながら。



『んー、今日は服買いにきたんだよね〜』



自慢じゃないけど喧嘩は強い方だからちょっとやそっとじゃ負けないとは思う。



「服かー。」



『…あ!!そうだ!』



「うわっ!?きゅ、急に大きい声出すなよ、姉ちゃん」



『あ、ごめんね?二郎!私をコーディネートしてくれないかな?』



「へ?お、俺が!?」



『うん』



「俺の、趣味で?」



『うん。』



「俺でいいの?」



『二郎がいいの!』



俺がいいの。なんて言い方されたら勘違いしちまうよ。



「分かった。」



「俺がコーディネート、してみる。」



とりあえず適当に近くの服屋に入って色々見てみる



「…とりあえずこれ着てみてくんないか!」



『え、これ!?』



「うん」



完全に俺の趣味だしただ見てみたいだけだけど、似合うと思う。



「着替え終わった?」



『う、うん。でも似合うかな』



「見せて、くれない?」



シャーーー



『どうかな?』



「…っ!」



やっべ。想像以上に似合う。



俺が選んだのは黒のハイウエストスカートと少し淡くて薄めのピンクのニット



スタイルいいから似合うと思って選んだけど、想像以上だった。



「すっごい、かわいい。」



『ほ、ほんと?じゃあ、買ってこようかな?』



照れながら言う姉ちゃんは凄くかわいい。



『じゃあ買ってくるね!』



「う、うん。」



レジに行って会計をしている間俺は外で待っている



カランカラン…♪



「おかえり…って、な、なんでそんな顔赤いんだ!?ね、熱あるとか?」

異変は突然に→←前へ一歩ずつ



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(プロフ) - シャルさん» ご指摘ありがとうございます!!訂正させていただきました。こちらこそ読んでいただいて嬉しい限りです!!ありがとうございます。 (2019年3月29日 0時) (レス) id: 6c48c3ca2f (このIDを非表示/違反報告)
シャル - 細かいかもしれないんですけど、あくまでが悪魔になっていました。間違ってたらごめんなさい! 今回も面白かったです!更新ありがとうございます! (2019年3月28日 23時) (レス) id: 0ad92d1aab (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - シャルさん» 暖かいコメントありがとうございます!!私の書きたいことが伝わっていたようで安心しました(泣)コメントを励みに頑張りたいと思います!ありがとうございます。 (2019年3月28日 0時) (レス) id: 6c48c3ca2f (このIDを非表示/違反報告)
シャル - とても感動しました!二郎の思いが複雑で私も胸が締め付けられました! 大好きです!更新楽しみにしています!頑張ってください (2019年3月27日 23時) (レス) id: 0ad92d1aab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年3月15日 21時

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