ヒプマイ短編集2

魔法？のぬいぐるみ【飴村乱数】 ページ23

少しヤンデレ入ってるかもです！
黒いお話になるやも知れません。。
苦手な方はどうぞ左馬刻さん＆銃兎さんで和んじゃってください！

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飴村乱数





｢ふふ〜ん♪｣



『らーむだ？何作ってるの？』



手先が器用な彼はいつも何かしら作っていて。今回はくまのぬいぐるみを作っていた



誰かにプレゼントかな？



『くまのぬいぐるみ？誰かにあげるの？』



｢んー？ちょっとねっ！｣



すっごくご機嫌そうに言う乱数



私は物を作っている時は極力話しかけないようにしている。



集中力途切れたら悪いし、構ってもらえないのは寂しいけれど彼の楽しそうな顔を見てるとちっぽけに思える



｢よーっし！完成っと♪｣



やっと終わったぁ！と嬉しそうに言う乱数



これで構って貰えるかな？と淡い期待を抱いたがそれも一瞬で崩れ去った



｢んじゃあA！僕はお出かけしてくるね？いい子で待ってるんだよ〜？｣



ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



『えっ？』



るんるるん♪なんて鼻歌交じりに仕事場を出ていく。



『そんなー…。』




パッとさっきまで彼が座っていたところを見ると作り終わったくまのぬいぐるみが置いてあった



＿＿＿さーてどんなものが見れるかな？



楽しみだなぁ♪



僕はさっきから可愛い可愛いくまのぬいぐるみを作ってる。さっすが僕〜可愛くできてる！



ちょっとAに似てるところも可愛いよねっ♪



今日の僕は自分でも驚くくらい機嫌がいいと思う



｢ふふーん♪｣



くまのぬいぐるみを作り終わって"わざと"座ってた場所に置いていく



だってこれがAの可愛い可愛い姿を見るための道具なんだからね？



僕がくまのぬいぐるみを作り終わるとAがパッと顔を輝かせる。かわいいなぁ？でも今は我慢！



見なかったふりをして僕はAに告げる



｢んじゃあA！僕はお出かけしてくるね？いい子で待ってるんだよ〜？｣



そう言うと一気に表情が暗くなる。



そう言うところ見せられちゃうとｷﾞｭｯてしたくなっちゃうなぁ



…実はあのクマにはカメラとスピーカーが取り付けてあるんだ♪普段聞けないようなことを聞こうと思って。



かわいいなぁ



本当に世界一の彼女 (ﾆｺﾘ)





＿＿＿『ちょっとくらい、構ってくれたっていいのに』



『ねぇ？クマくん？』




ほら可愛い



Aは鈍感で天然だから気づかないよね。









僕の愛の重さにさ？

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