眼鏡壊されたんでコンタクトにしてみました【ハイキュー】

▽─17. "頑張れ"の一言 ページ19

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準備やアップも終わり、遂に烏野対音駒が始まる。
相変わらず、猫又監督はお元気そうでなによりでした。
すると音駒の皆が輪になって集まっていた。


黒「──俺達は血液だ。

滞り無く流れろ。 酸素を回せ、"脳"が正常に働くために。

＿＿＿＿行くぞ」




………え、何今の。
なんかすご。

今の中二病発言みたいなのを聞いて理解出来たのは「脳」ってのがセッター(研磨)で、「酸素を回せ｣は他のメンバーがセッターへボールを、所謂酸素を運ぶ赤血球か。
本来はどういう感じでつけたか知らないけど。




孤「……Aはどう思う？」


『え？ 何が？』


孤「今の掛け声みたいなの……」


『……まあ今の音駒らしくていいんじゃない？』


孤「えー………」


黒「お！ 天池、お前話が分かるやつだな！」


『でも一つだけわかったことと言えば、てつおの病気丸出しってことだね』


黒「はァ!!?」


孤「フッ……」



ほら幼なじみに鼻で笑われてるよ。
ヤクスケなんて盛大に笑ってるし。



黒「ごっほん!! ………んじゃ天池、なんか一言くれよ」


『なぜに』


海「まあ天池は今、音駒のマネだもんな」


夜「ほら言えよ」


『え───……』



私こう言うの苦手なんだよね。
まあシンプル且つ手短でいいか。



『音駒諸君、頑張り給え!!!』


黒「無表情でそのテンションはちょっとコワイな」


夜「しかも上から目線」


『黙れ貴様ら。 髪の毛引っこ抜いてやるぞ』



やってあげたんだから少しは感謝してほしいものだね。
海なんてニコニコしながらありがとうって言ってくれたし。



『＿＿頑張れ』


「「！」」








・









・









菅「え、今Aがふにゃって笑ったんだけど。 音駒クソムカつくんだけど」


西「めっちゃレアじゃないっスか!!」


田「音駒羨ましいぃぃぃ」


日「天池さんが笑うのって珍しいんですか？」


東「うん。 烏野伝説の一つになるくらい」


日「す、すっげー!!」


影「(烏野伝説？)」


清「………」


澤「落ち着け清水。 気持ちは分かるが落ち着け。 だからボールペンを投げようとするな」


月「……あの人、普段どんだけ笑わないんですか？」


木「うーん……年に数回くらい？」


山「うわあ…」



この時、烏野(ガチ勢)は音駒を潰すと決意した。






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