昔は可愛い甥達だったのに今じゃクソ生意気に育ちやがりました【ブルーロック】

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「サッカーで、ってことだろうから止めはしないよ。あ、流石に本当の人殺しならぬ兄殺しはダメだかんな。ゴッドブレイクなんてしてみろ。私がお前をゴッドハンドでぶっ飛ばすからな」


「実際に殺さねぇし、超次元なシュートは打たねぇよタコ」


「んだと。マリアナ海溝に沈めんぞ。と言ってもまぁ理由は人それぞれだし…そう言えば今まで聞いたこと無かったけど、凛はどうしてサッカーを始めたの？」


「アイツに、俺のためにやれって」


「ほほう」


「それで…アイツが世界一のストライカーで、俺が世界二のストライカーになるって誓ったのに…それなのにあのクソ兄貴は…」



そして凛から聞かされた冴との衝突。

…………これ、どっちもどっちでは？？
冴の口下手による言い方も色々と問題があるけどさ、凛も凛で結構酷いこと言ってんじゃないか。


「そんなの兄ちゃんじゃない」とかその時の冴、絶対絶望してたでしょ。
お前は解釈違いを叫ぶオタクか。いや、ブラコンか。



最大の理解者である弟の凛に理解されず自身を否定されたんだから冴もイラついて「ぬりぃ」と言うわけだ。
ここで凛も悪いだろ、とか言えば逆上するのは目に見えているので下手なことは言えない。


もうこれ昼ドラ案件じゃんか。
お前それいつか黒歴史になるぞ。




「なんていうか…ううん。冴の発言は流石に擁護できないけど……きっと冴はさ世界を見てきて色んな経験をしたことで今のポジションを決めたんじゃない？ それで世界での厳しさを知って冴の為にサッカーするって言う凛のエゴのなさを冴は「ぬりぃ」とかいうクソバカで辛辣な事言ったんでしょ」


「エゴのなさ？」


「知り合いがね、ストライカーってエゴの塊、つまりエゴイストなんだって。アンタにエゴがないから冴は焚き付ける為に言ったんじゃないの？ まあ小さい頃から冴が世界一で凛が世界二って思い込んでた故の弊害みたいなものかもしれないけど」


「…」





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