▼2.世界選抜 ページ11
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青い監獄プロジェクトが始まり、現在私は─────社畜と化していた。
「ホント勘弁無為転変」
「なんて？」
冷えピタをおでこに貼り、画面に目を向けもはや漫画家の締め切り間際みたいな状態となっている。
男にこんな姿を見せていいのか？ 年下のアンリにお世話されている男に羞恥などない。
どうしてここまで酷い状況になっているのかと言うと絵心さんによる無茶ぶりだった。
なんだよAIホログラムGKって。時はまだ2018年だぞ。私を殺す気か。
特にこの人、私がスタンフォードに通って卒業したのを知ったや否や世界最高峰のGK達の情報を読み込ませた人工知能をホログラム化させろという無理難題を押し付けてきた。
てか私は工学部じゃなくて経営大学院卒だってのに。
だが上司に逆らうわけにはいかず、大学時代に出会った天才達に連絡を取り、意外と乗り気だっため協力して二次選考が始まる今日までになんとかギリギリで完成したものが今モニターにて選手達と対峙しているブルーロックマン。
顔もクソもねぇのに我が子のように可愛く見えてきた。
「もー、無理。あちきはもう寝るでやんす」
「キャラ壊れてるぞ」
「先輩は限界を超えると壊れるんです…」
「人間は皆そうだろ」
ああ…ブルーロックマンのせいで予算が尽きた…どうしよう。
「そうだ、企業しよう」
「先輩？？？」
「深夜テンションでとんでもねぇパワーワードを言うな」
「だってそうでもしないと資金がないんです！！」
こうなったらJFUを退職して企業し、青い監獄のスポンサーになるしか手はない。
私だってこの青い監獄プロジェクトに全てをかける気持ちでここにいる。
凛や他の選手達が確実に成長できるように、最後にたった一人残るとしても彼らが凄いストライカーになれるよう尽力を尽くすのみ。
「以前からやりたいと思ってたからその時の内容で会社を建てて」
「当て身」
「アヘッ」
「先輩…どうか安らかにお眠り下さい…」
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続く (更新停止中)
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七葉(プロフ) - 夢主と誕生日1日違いだ←7月8日誕生日 (8月15日 13時) (
レス) @page10 id: 92b71924f6 (このIDを非表示/違反報告)
アステナ - 頑張ってください✨ルナさんが何気に最推しの一人なんで、ただでさえ少なかったルナ夢が増えて内心感激してます！ (7月15日 21時) (レス) id: 2a1934a9c2 (このIDを非表示/違反報告)
オンブル(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！これから更新楽しみに待ってます！ (6月12日 6時) (レス) @page10 id: 8c99440ad0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuri
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2023年6月10日 2時
