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後日、私は帝襟さんと決めた日に近くのファミレスで面接ではなく面会をすることとなった。
ファミレスなのは私はまだ部外者なので、青い監獄の内部にはまだ入れないということらしい。
そしてファミレスにつき、以前テレビで見た帝襟さんを探すと、コーヒーを飲み、パソコンを操作するいかにも仕事が出来そうな美人がいた。
「あの、帝襟さんですよね…? 私、今日面会に来た清麗 雅です」
「……………ひゎぁ」
「えっ?」
「あ、なんでもありません。対面でははじめましてですね。改めまして日本フットボール連合職員 帝襟アンリです。この間は本当に申し訳ございませんでした…」
「……………」
「あの…清麗さん?」
胸デッッッッ。
私は帝襟さんの胸をガン見した後、自分のすとーんとしたほんの少しだけ膨らみがある胸を見た。
こ、これが胸囲の格差社会のトップと底辺。
月とスッポン並だ…
「……あ、すみません! こちらこそ詐欺などと疑ってしまいすみませんでした」
「いえいえ。では、そちらのソファに座って、楽にしていただいて結構です」
「わかりました」
私は対面のソファに座り、コートを脱いでから帝襟さんを見た。
帝襟さんは誰かと喋っているようで、頷いた後私の方を見てきた。
「今回は面会なので、仕事内容をお伝えしますね」
「えっ、そんな直ぐに?」
「はい。今回のチラシは特定の人にしか配っていないので…連絡してもらえれば即採用の様なものなんです。ですが、一つだけ聞きたいことがあります」
「何でしょうか?」
「貴方の”エゴ”はなんですか?」
「エゴ、ですか…?」
「はい。貴方は何のために、”青い監獄”に来ますか?」
何の…ために。
私に出来ることがあるなら…これも理由の一つかもしれないけど、これは私のエゴじゃない。
私は何のために青い監獄に行くのか。
「私は……私は、潔世一が世界一のストライカーになる所をこの目で見たい。その彼を最後まで傍で支えたい。これが私のエゴです」
例えどんなに不純な理由でも、これが私のエゴだ。
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みかん - 更新待ってる (1月2日 0時) (レス) id: 5b00a62990 (このIDを非表示/違反報告)
きむち - お話どタイプすぎます最高です。更新頑張ってください^_^ (2023年3月16日 12時) (レス) id: d0a8f1c067 (このIDを非表示/違反報告)
チビ黒帽子(プロフ) - Fate要素満載やしカイザーと世一がこれから漫画より殺伐とした関係になってくるのを期待してます! (2023年2月15日 12時) (レス) @page29 id: 3cca07a536 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ(プロフ) - 更新された瞬間読みました!!次が楽しみすぎます 🥲 (2023年2月12日 13時) (レス) @page28 id: f505b755ef (このIDを非表示/違反報告)
ミルクチョコ(プロフ) - あの髪上げてる世一君いいですよね!わたしはその時死んでましたww (2023年2月3日 12時) (レス) @page24 id: 90f93b6301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yuri | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時:2023年1月14日 19時