『＿5＿』 ページ5
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私は視線をずらしてピカチュウを見るも、此方もマスターと同じく首を傾げている。
そこで私はハッとなった。
コイツらは毎日この吹雪いている中で半袖というとんでもない恰好で生きていた…つまり、体内時計が狂っている…！！
「……あのですね、レッド君。君がシロガネ山に引き篭ってから二年の月日が経っています」
「え……」
「嘘じゃないから。君はどのくらいだと思っていたのかな？」
「…五ヶ月」
「嘘だろ」
五ヶ月ってお前ぇ……いや、仕方ない。
山に篭った時からこんな朝か夜か分かんない場所にいたんだ。
取り敢えず、現在の西暦と日付を教えてレッド君のお母さんや、グリーンの現状も話しておいた。
「私がリザードンを見つけなかったら、一生シロガネ山の幽霊化してたかもね」
「………そうだね」
私がそう言うとレッド君は少し笑った。おい笑い事じゃねぇぞお前。
何故、この山に篭ったのかは追求はしない。レッドを見ればなんとなく想像が付く。
『原点にして頂点』『レジェンド』など、そうレッドを呼ぶ声がある。
まだ十代のレッド君には重すぎる称号だ。
今は、そんな彼の充電期間のようなのかもしれない。
「…………ビアンカは、どうして、怒んないの？」
「お？ 私に怒ってもらいたいの？」
「違うけど…」
「心配はしたけど、怒るなんてことはしないよ。レッド君がすっごい頑張ってたのは私知っているから」
「……うん」
「ここが一番心も体も休まる場所なんでしょ？ 今すぐ下山しろ、なんて言わない……でももし、降りる時が来たらちゃんと叔母さんやグリーンに謝るんだよ？」
「うん………っ」
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玲(プロフ) - コメント失礼します。続き待ってます。マジで好きですホントに (3月29日 14時) (
レス) id: 765fcb14c3 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 初コメ失礼します!!まず最初見て一番に思ったのが絵がうますぎです！ﾒｯﾁｬ私のタイプの絵でした！そして小説が面白い!!!天才ですか?????? (8月12日 22時) (レス) id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
おむらいす亭(プロフ) - コメント失礼します！！この作品Pokemonの夢小説の中でも一番大好きで…！また更新していただくことは可能でしょうか．？お待ちしております！！！！ (2023年2月28日 7時) (レス) id: f0d1cce51f (このIDを非表示/違反報告)
くまのこ(プロフ) - 一気読みさせていただきました！三悪魔で腹筋持ってかれましたし、文章面白すぎてずっと笑ってました！！いつか更新されるのを心待ちにしております！！！ (2022年10月17日 19時) (レス) @page37 id: 670b9c3a7e (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - 遊馬雄里さん» 仲の悪い３人シリーズで、その三人がツイステの世界に転生するのを途中やめにするのではなく最後の章まで、書いてください！三人はnot監督生で、お願いします！ (2022年7月28日 11時) (レス) id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雄里
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2022年1月20日 3時
