あ、俺の幼馴染みは色んな意味でヤバい奴です【東卍】

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転生したらにょた杖になっていた件について。
うわ、ラノベが出来そうなタイトル。
簡潔に言うと、私虎杖 悠は転生者である。

マジかよ…こんな夢小説展開望んでない。
まあ新たな世界に生を受けられたことは感謝している。前世じゃ高三で死んだから、今世ではなんとしてでもおばあちゃんになるまで生きてやる…！！
と思ったのだが、鏡みて絶望した。



「私…にょた杖になってる」



にょた杖、もとい虎杖悠仁。私が死ぬ前人気絶頂だった「呪術廻戦」の主人公。
優しく、ノリが良く、運動神経マジやばい伏黒恵曰く善人。
私的には呪術キャラで一番結婚したいランキングNo.1だ。


だって、あんなに良い子で家事も出来て面白い。あと絶対に女子に紳士的行動してくれる。
危なかったらさりげなく寄せてくれたり、レディーファーストとかしてくれそう。
小沢ちゃんのところとか私10点じゃなく、100点はあげてた。好き。


だがそれとこれでは話は別だ。
虎杖成り代わりとかだったら私は死ぬ。というか海外に逃亡でもする。
そんなことを考えていたが、杞憂だった。


私はただ単に虎杖スペックを手に入れた以外は普通の女子ということに。
何故なら、虎杖悠仁の両親…特にママ杖の方がちょっと特殊な人だったのだが、原作で見た頭にある縫い跡はなかったし、何より生きている。


またパパ杖もだ。
原作だと本っ当に幼い頃までは居たらしいがその後は死んでいたはずだ。
なのに現在私は宮城ではなく東京に住んでいるし、中学一年生なのだが普通に生きてる。


呪霊とかに関しては虎杖悠仁は元々見えない人間だったし、宿儺の指さえ食べなければ普通の人として人生を送っていたはずだ。まあ主人公だから有り得ないけど。





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