「あ、俺の幼馴染みがサッカーやると超次元サッカーになるんですよね」 ページ15
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「嘘だろ」
「あ、アイツにとってコンクリートなんて紙のようなものッスよ………う、うぅ…俺ん家の塀ぃぃ!!!」
俺は悠に壊された家の塀を見て叫んだ。
なんで腕を横に振っただけで、壊れるの?? お前の腕はどんな構造してんだよ、とツッコミたくなった。
その後、騒ぎを聞きつけた悠の親父さんが手早く修復してくれた。この人も凄い謎が多い。
勿論後で親子揃って俺の家に謝りに来たが、親は笑って許していた。
うん。多分慣れちまったんだろう。
それから後日、俺はドラケン君を守るために尾行していくと悠が助けた人が入院している病院に行って謝っていた。
その後のマイキー君とドラケン君の会話でどうして東卍が現代であんな風になってしまったのか少し分かり、一旦現代に戻ってナオトとドラケン君の死因について色々と調べ、考えた結果東卍と愛美愛主は争ってはいけないという結論に至った。
そこでナオトと握手をして過去に行き、一緒だったアッくんに別れをつげてマイキー君達がいる所まで急いでいた途中、悠がいた。
「悠…!!」
「あれ、武道。敦君と遊んでるんじゃなかったの?」
「あー、俺ちょっと用事が出来てさ」
「ふーん」
「それじゃあ、俺急いでるから!!」
「おー」
そう言って俺は悠と別れて急いで目的地に向かう。
前にアイツが「その愛美愛主って暴走族の総長、ボコボコにしてやりたいと」光の無い目で言った時は凄い怖かったし、多分アイツが居れば百人力どころか千人力なんだろうけど、アイツは何も関係ない。
これは俺の問題だから。
でも、結果はダメだった。
マイキー君達を説得出来なかったし、愛美愛主と戦うし、パーちん君が長内を刺してしまった。
その刺してしまったパーちん君は自首し、それに反発したマイキー君とパーちん君の意見を尊重するドラケン君が喧嘩し、東卍内で二つの派閥が出来てしまった。
「はぁー…世の中そんな上手く行かねぇなあ」
「人生山あり谷ありだからね」
「おー……ん? ん!?」
悠!? と俺は横を向くと、お菓子の箱を持った悠が「よっ」と笑顔で挨拶をしてきた。
「なんか大変なのに巻き込まれたらしいね。大丈夫? はい、これ入院してる武道にお見舞い」
「あ、ありがとう…あと、なんかスゲー疲れてない?」
「あー…その、兄ちゃんが、さ」
「アッッ」
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豪邸憧れ@低浮上 - すんません、、好きです。。。。。 (2022年6月30日 22時) (レス) @page31 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
豪邸憧れ@低浮上 - ほしい。。。あーにゃ、虎杖すぺっくぅう (2022年6月30日 22時) (レス) @page31 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
こと - 主人公おもしろすぎw私も虎杖スペックほしい。。 (2022年6月12日 14時) (レス) @page31 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
チョコパイ - お腹抱えて笑った作品です(笑)従兄は呪術廻戦のキャラかな?と思いましたが、もしかして一虎ですかね? (2022年6月6日 23時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむぽむ(プロフ) - 面白すぎです笑笑。超次元サッカーがやばかったです笑笑。これからの更新も楽しみにしています!! (2021年11月13日 1時) (レス) @page31 id: 81c2e9e4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2021年11月3日 0時