双黒と仲の悪い彼女が三門市に転生しました。【WT】

第1 話 「新たな人生」 ページ3

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唐突に云うとうち、石川Aは転生した。
三歳のころに記憶を取り戻し、 現在22歳。
女です。 男だったら切腹して死にます←←


いや、もう本当に最悪過ぎる死に方でした。
あれは絶対に双黒が関係してるな。
クソに惚れていた女とチビに惚れていた女に挟まれ手に持っていた短刀でグサッて。


うち絶対に彼奴らの事許さねえ…孫、いやこれからの家系全てを詛ってやる。


……結婚したかったのにッッッ!!!!
あ、脱線した。


没26歳。 いやー文豪の石川啄木と同い年で死んじまったよ。HAHAHA!!()


そうそう。この度転生した世界には「文豪」ってのが居てしかもその文豪が「太宰治」、「中原中也」他にも沢山知り合いの名前が文豪や小説家で驚いた。


ここでうちはこの世界での「文豪」の名前と作品名は前世では異能者達の名前と能力となっていること。


因みにうちは今世の特典か何かで異能を引き継いでいるのだ。
ヤバいうち最強だ←


前世でうちは異能特務課に所属していたが今世では界境防衛機関 通称"ボーダー"の副本部長を務めている。
給料良いよ〜……闇深いけど((


ボーダーとは…まあそこは説明すんの面倒くさいンで本誌読んで判ってください()


「あ！ 石川副本部長こんにちは！」


『やあ、こんにちは』


今ので判ると思うけど私は本部では猫を被っている。
本来のうちを見せたら副本部長としての信頼が消え去ってしまう!!!!


なんとか阻止せねばと考えた結果がこれである。
だが正直の所、副本部長辞めたい。


やだ、組織の闇を背負って生きたくない。
クソっ…どうしてあの時伯父の手を取ってしまったのか未だに謎である。


(※コ○ン君並の好奇心で面白そうと思い着いて行った結果)



「お、今日も猫被り頑張ってるな石川副本部長」


『あ、東ぁぁ!! 心の友よ』


「こんな副本部長を見たら他の隊員達はどう思うんだろうな」


知るか←
うちだって心の友が必要なんだ。 この世界での癒しと云えば弟子の桐絵と川豚(カピバラ)の雷神丸だけだ✧


可愛いは正義←


そしてうちの心の友 B級7位東隊 隊長 東 春秋。
うちの二つ上の人だけど立場がうちの方が上ということで呼び捨て+タメ口。


「それと…お疲れの副本部長様には此方のマッカンをあげよう」


『ちぇっ 酒じゃねえのか←』


「今度旨いとこ連れてってやるよ」


『…』


貴方が神か←

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