双黒と仲の悪い彼女が三門市に転生しました。【WT】

第12話「空閑遊真」 ページ14

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修「空閑……!?」


迅「おっ やっぱり知り合い？」


『……………空閑？』


空閑って何処かで聞いた事あるぞ…何処だったかな。
伯父さんズ…林藤と忍田？ やべっもう年かな…(遠い目)


「おうオサム………とどちらさま？」


迅「俺は迅 悠一！ よろしく！」


『私は石川A。 よろしくね(必殺 猫被りの術)』


「ふむ？ そうか、あんたがウワサと迅さんか。
それと……昨日の石川ふくほんぶちょう？ さんか」


『そうそう。 昨日少しだけだけど会ったよね』


「ほらな？」って一言だけ聞いて。
うーむ…この子なぁんか変だな。
「時間」が……なんと云うか体の成長が止まってるみたいな。


迅「おまえ、ちびっこいな！ 何歳だ？」


遊「おれは空閑 遊真。 背は低いけど15歳だよ」


くが…クガ…KUGA…何か知ってるようで知らない苗字。
(「それで＿＿さんが…………」)

・・・うん無理！ 覚えてない！(諦め)



迅「空閑 遊真……遊真ね。 おまえ、むこうの世界(・・・・・・)から来たのか？」


修「……!?」


遊「！」


『へぇ……近界民か』


そう云うと空閑君はうち等に構える。


迅「いやいや待て待て。 そういうあれじゃない。
おまえを捕まえるつもりはない。 俺とAさんはむこう(・・・)に何回か行ったことあるし、近界民にいいやつがいることも知ってるよ 」


うんうん。 実際同盟組んでいた時の近界民と仲良くなったし。
今は交流ないけど。


迅「ただ俺の副作用がそう言ったから、ちょっと訊いてみただけだ」


遊「ほう………？」


修「迅さんの副作用って……!?」


迅「おれには未来が見えるんだ。 目の前の人間の少し先の未来が」

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