仲の悪い三人組が忍の世界に転生しました【NARUTO】

第14話＿夜の任務 ページ16

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「お母さん達、もうすぐ任務に行くけど本当に大丈夫？ 」


『うん、大丈夫だよ』


「一応冷蔵庫にご飯とかあるから温めて食べてね」


それからえっとえっと〜っと色々云うお母さん。
お母さんは今でも現役の忍者。

主婦と忍者を両立させてる人。
そして元暗部だったらしい。


「俺Aと離れたくなあーい」


『うちは離れたーい』


「え？」



すいませんでした。



「…トキエ、タケルの病気を治す病院はないのか？←」


「あなた、ボケに回らないで←」


あんたら両親もボケに回らないで。
誰がツッコミをするんだよ！

………あ、うちですか？←



『そ、そういえば今回の任務ってどんなのなのお兄ちゃん…』


「可愛い妹に教えてあげよう。 今日は石川一族の術が必要なんだ」


『？ でもそれって石川の誰でもいいんじゃないの？』


「時遁は人数が多いほど術がより強化されるんだ」


『ふーん…』


なら今回の任務はそれ相当の任務なのかあ。
兄だけでも十分だと思うのに両親も必要なんだ…


『まあ頑張ってねお兄ちゃん』


そう云って振り向くと兄さんが鼻血を垂らして気色悪い笑みをしてた。
え、やば触らないで←


『お母さん、やっぱりあの人ちょっと病院に連れていこう←』


「手遅れだから諦めなさい←」


お母様、そこは母親として頑張ろうよ。
まあうちもあの人はもう手遅れだと思ってはいるけど((



「それじゃあ、行ってくるよ。 A、留守番よろしくな」


『うん。 ………無事に帰ってきてね』


「！ 勿論。 全員で帰ってくる」


兄さんはうちの頭を撫でて家を出た。


『…』


何か…嫌な予感がするんだよねえ。

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